たしか昨年この時期にイワシが釣れていたのです。
アンチョビ&ナンプラーを作りたいと思うので、イワシを釣りに鹿島に行ってきました。
12月の海は身も凍る寒さ。
指をかじかませながらの釣果はいかほど!?
日程
2017年12月16日 大潮
03:00 鹿島着
08:00 釣り終了
釣果
どうも無性にアンチョビが食べたいのです。
とは言っても、熟成させるには1~2ヶ月はかかるので、すぐには食べることはできないのですが。
まずは塩漬けにするイワシを釣りたいのです。
そこで昨年はちょうど今の時期イワシがサビキで釣れていた鹿島の港に行くことにしました。
本日の仕掛け
- カゴ仕掛け
- 足元にサビキ
- 朝方にジグ
この日は風もなく波も穏やかだったのですが、12月の朝はやはり寒いです。
週をまたぐごとに寒くなっていきますね。
まだ水に触れてもいないのに、早々に指先の感覚が鈍くなっています。
そして夜の釣果はというと。
カゴ仕掛けを回収したら付いてきました。
ウキに反応もなく、仕掛けを巻いていても抵抗すらせずにボテッと付いてきました。
恒例の一投目、棚が合わずに底を漂っている間にかかってしまうパターンです。
カオナシというかゴジラというか…なんともグロテスク。
顔がでかいのに尾びれが異様に小さい。
え?泳げるの?魚?
ドンコ(エゾイソアイナメ)という魚らしいです。
実は私ドンコを釣るのも見るのも初めてで、見た目がグロテスクなので何やらヤバイ魚を釣ってしまったのかと思っていましたが、調べてみると三陸などによく生息するタラ科の魚でした。
しかも淡白な白身はプリッとしていて美味いらしいのです!
残念なことに、このときはドンコの肝が素晴らしく美味しいということを知らず、現地で内臓を出した際に一緒に捨ててしまったのですが…。
ともあれ、美味しいお魚が釣れたので良しということで。
その後、カゴ仕掛けとサビキにムツとアジがかかり本日の釣りは終了です。
本日の釣果は
ドンコ 1匹
アジ 1匹
ムツ 1匹
調理
今回はフライ。
ドンコは鍋や汁物にしても美味しいらしいのですが、肝も捨ててしまったしサイズもそれほど大きくないので他の魚と一緒にフライにしてしまいます。
材料
- ドンコ・アジ・ムツ
- 小麦粉
- 溶き卵(1個分)
- パン粉
作り方
- ドンコ・クロムツは鱗を、アジはゼイゴをとります。
- ざっくり3枚に下ろし骨をとります。
- 小さいので骨はとらなくても食べられそうですが、我が家は子供がいるので骨をとって柔らかフライにします。
- 小麦粉→溶き卵→パン粉の順で両面揚げる。
【油の量】
後処理が面倒なので、我が家は少量の油でしか揚げ物をしません。
そのため片面が浸る程度の量を使用して調理をしています。
はい出来上がり。
白身の身はプリホロっとしていて何とも言えない旨味がありました。
アジやムツも十分に美味しいのですが、それをも凌ぐ旨さです。
まとめ
ドンコも釣れて美味しさも味わたので満足です。
次回は是非とも肝を捨てずに味わいたいものです。
そして残念ながら狙っていったイワシは釣れませんでした。
昨年は朝マズメの時間帯あたりに釣れたのですが、今年は回遊していないのでしょうかね?
あぁ美味しいアンチョビが食べたい。
お酒のオンラインショップIMADAY(いまでい)
セグロのクサレ アンチョビ 230g
こちらは千葉県いすみ市の九十九里で獲れたカタクチイワシで作られた熟成発酵アンチョビ。
生産者であり陶芸家の浜名さんの個展を見に行ったのをきっかけで知りました。
自然農法米の米ぬかを加えしっかりと発酵させた濃厚アンチョビソースです。
野菜につけても良し。
そのままチビチビ舐めながらお酒を飲んでも良し。
美味しいですよ。