「サヨリが釣れている」らしいです。
まだ寒さが残る2月中旬、釣果を頼りに外房にやってました。
狙いはもちろんサヨリです。
シモリ玉にサヨリ針をつけた仕掛けで狙ったところ、見事今年のサヨリを1本ゲットいたしました。透き通る魚体に赤い紅刺し。ううん、綺麗です。
日程
2021年2月11日(金)大潮
4:00 釣り開始
17:30 釣り終了
サヨリが接岸しているとの噂…いざ外房へ
早いものでもう2月です。
じつは今回が本年の釣り始めだったりします。家族の用事や何やらで忙しく、久々にひとり海へやってこれました。
今回はサヨリ釣りです!
数週間前から「サヨリ」が釣れていると噂を聞いていたもので、程よい都合に有給をあてがって海へやってきたわけです。
ただ、久々の釣りにウキウキしてしまっていた私は夜明け前に釣り場に到着。とりあえず朝まではいつものアジ狙いのカゴ釣りで行こうと思います。
餌はいつも通り。
オキアミ、アミエビ、配合餌(アジパワーとメガブルーのハーフ&ハーフ)。
日中はサヨリを狙いたいので、今回オキアミは少なめ。アミエビを多めにしました。
いざ仕掛けを遠投!
新月の真っ暗な夜。
広い海に向かってコマセカゴを飛ばす感覚…久しぶり。
気持ちいいですね。
風もなく、波も穏やかな冬の海。
空気が澄んでいて音が綺麗に響いてやってきます。
「チャプン…タポン…」
なんとも心地良い波音に耳を傾けてまどろんでいると、遠くの電気ウキが早速アタリを伝えてくれました。
上がってきたのは良型のアジ。
プリッと腹が肥えて中々食べ応えのありそうなサイズでした。
サヨリの群はやってこなかった
夜明けが近づいた頃、港の方からいくつかの漁船が出航していきました。
静かだった海に幾分か活気が湧いてきました。
辺りが明るくなると、遠くの方に釣り人が数名。
蛍光色のシモリ玉を付けた仕掛けを飛ばしているように見えます。
どうやらサヨリ釣りの方のようです。
小さな漁船も数隻、先ほどから右に左に漂っている姿が見えます。
漁師さんは海面を覗き込み何かを探しているようにも見受けられます。
なんとなくですが、サヨリが釣れそうな気がして期待が膨らみます。
早速私も、シモリ玉を付けた仕掛けを投げてみたところ、念願のサヨリちゃんにご対面。
それほど大きくありませんが、綺麗な紅差しに何とも言えない鮮やかで綺麗なブルーの身。海の宝石を釣り上げたようで嬉しくなります。
のべ竿では太刀打ちできず
じつはサヨリの釣果は先ほどの1本のみ。
この日はサヨリ自体の群が小さかったのかその後のヒットはありませんでした。
それよりも、餌取りの魚たちが多くて…特にフグ。
透き通った海中には小さなフグの姿が無限に確認できます。
この夏に孵化した幼魚のようです。ちっちゃくて可愛い…のですが。
手前の岸側には小フグたちがタムロしているので、回避するにはどうしても少し遠投を狙うしか術がありません。
サヨリのアタリを楽しもうと「のべ竿」の用意もしてきていたのですが、今回はその範囲内での釣りは厳しく出番はなさそうです。
時折ウキをタイトに沈めるアタリを見せるのは、こちらウミタナゴ。
サヨリ用にライトなタックルを使っているので引きが楽しめ、これはこれで楽しい釣りにもなります。
それでも良型アジはちらほら
今日は釣れなそうだな…。
結局、午前中でサヨリの見切りをつけることにしました。
昼休憩の後、夕方までもうひと粘りして良型のアジを数匹追加したところで本日の釣りは終了。
釣果
- アジ…10匹
- ウミタナゴ…5匹
- サヨリ…1匹
- クサフグ…多数
まとめ
持ち帰ったサヨリと海タナゴは開いて干物に。
アジはアジバーグにして美味しくいただきました。
釣果については、期待していたサヨリがイマイチでしたので…残念といったところ。
ただ、外房側でサヨリが釣れているのは事実のようで、タイミングや場所が変われば結構釣れるんだと思います。
帰宅後に調べてみると、北は福島〜南は南房までサヨリの釣果報告はあるようです。サヨリは海水温の変化で南下していく傾向があるみたいなので、来月は南房あたりで狙ってみようかな…などと考えています。のべ竿でバシッとサヨリを合わせたら気持ちいいだろうなぁ。