【リール/メンテナンス】ラインブレイク防止!傷のついたスプールエッジをヤスリで平らに磨いてみた。

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止 陸釣り

海釣りを始めた頃から使っていた格安リールのDaiwaジョイナス。
動き自体はスムーズなのですが、粗悪な使い方をしていたため小さな傷でボロボロです。
特にスプールエッジは地面に置いた際によく当たっていたようで、傷が沢山あり所々キザキザと尖っています。

このままではライントラブルの原因となりそうなので、ヤスリで磨いて角を落としてみました。

最近「ラインがよく痛む」「ラインがよく切れる」なんて方は、もしかしてこれが原因かも!?

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

地面に直置きはNG!スプールエッジに傷がつく

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

海釣りを始め時に購入したDaiwaのジョイナス3000。
ライン付きで2000円ほどとかなりリーズナブルなリールな上、雑な使い方をしていてもまだまだスムーズな動きを維持。さすが、一流メーカーの商品はエントリーモデルでもしっかりとしたものを作っているなと感心です。

さて、動き自体は問題ないのですが、じつは次の釣行に向けてラインを確認していると、「あれ?結構ラインが傷んでいるなぁ」と感じることが多いのです。

リールをよく見ると、スプール上部のスプールエッジと呼ばれる部分に傷が沢山入っていて凸凹キザキザとしているのです。さすがに現在は竿置きを利用したりするようになりましたが、当初は何も気にせず地面にそのまま置いていたりしていましたから…それは当然傷が付く訳です。

なぜスプールエッジに傷があるとマズいのか?

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

ベールを起こしてキャストをする際、出っ張っているスプールエッジにラインが接触します。この時、スプールエッジに傷があると、高速で出て行くラインに当たり傷が付くようです。

せっかく大物がかかった際に道糸からラインブレイクなんてしてしまったらショック。
これは何とかしなくてはなりません。

#600番のヤスリで角を落とす

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

調べて見るとどうやらスプールエッジは金属素材でできているようなので、研磨すれば綺麗になるようです。

それでは早速、耐水ペーパーで磨いていきます。

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

今回使用したのは耐水ペーパー#600。
スプールエッジの傷が結構深いところがあったので、割と粗めの番手で磨いて行くことにしました。

※研磨するとメッキ加工された金色部分は消えて地の銀色がでてきます。
メッキがなくなるため腐食等の影響は出やすくなるかもしれませんのでご注意。

スプールの金属は割と柔らかい素材のようで、力を入れずに磨いていてもすぐに傷はなだらかになりました。エッジに爪を当てて引っ掛かりを感じなければラインに影響を与えるような大きく鋭い傷はなくなっていると思います。

リール_スプールエッジの傷を磨く_ラインブレイク防止

仕上げに#800か#1000、#1500くらいの耐水ペーパーで磨けばツルツルでしょうが、私は#600で十分なだらかになったのでこれでヨシとしました。

本当に綺麗に仕上げたいなら、耐水ペーパー#2000→「ピカール」のようなアルミナ系液体研磨剤で仕上げたらトゥルっとした感じになりそう。

 

 

《対策》リールスタンドの利用

傷をつけないために地面に直置きしないのが一番ですが、魚の取り込みなどアタフタしている際にはどうしてもやってしまいそう…。

そんな時はリールが地面に触れないようにする「リールスタンド」と呼ばれるアイテムを利用するのも一手。

ハンドルの反対側に付いている、ハンドルを固定するネジに取り替えて取付けて使うそうです。リールスタンドを支点にして竿を置くことができるので、スプールエッジを傷つけることはなくなりそう。

 

 

まとめ

やはり道具のチェックというのは重要ですね。
釣場やテクニック以外にもこういったところを大事にしないといけないと再確認いたしました。

最近は釣りに出かける時間も取れないので、この機会に一度釣具の見直しをしてみるのも良いかもしれませんね。

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