トビウオが飛んだと思ったらそれを追いかけるシイラが大ジャンプ!
大きなサバが掛かったかと思ったら、ぶっといソウダガツオだったり…。
もう10月だと言うのに南の海は常夏雰囲気が抜けきれていないようです。
今回は南房館山までカヤック釣行に出掛けてきました。
日程
2024年10月19日(土)大潮
6:00 釣り開始
7:30 釣り終了
南房は常夏なのか!?
週末の午前中にぽかりと時間が取れたため、急遽支度を整え南房へカヤック釣行へやってきました。
ただし、お昼までには帰宅しなくてはならないので、今回は短時間釣行です。
やってきた南房館山の天気はというと、日の出から少しずつ風が強まり2時間後には4mの南風が吹く予報。
出廷時からしばらくは無風に近いほどで、波もなくとても釣りしやすい環境でした。
ベイトのウロコが一面にキラキラ
しばらくカヤックを漕いで沖に出てきました。
パドルを置き一休みしている際に海面を覗いたところ、キラキラと何かが海中に漂っているようす。
よく見ると小魚のウロコ。
しかも見渡す限り一面に、かなり広範囲に大量のウロコが漂っていました。
これは、居ますね!
季節外れ、真夏の乱舞ショー開幕
朝方は雲や雨がちらつくグズついた模様でしたが、陽が上るとカラッと晴れ渡りました。
遠くには富士山がくっきりと見えるほどの快晴。
気持ちいい。
ルアーを投げると、バシャバシャっと小魚たちが慌てて逃げていきます。
水面を飛ぶように逃げるトビウオたちでした。
そしてそれを追いかけて飛び跳ねるお魚…。
おぉ!
でかい!!
大きな尻尾に平べったい頭部の巨大なシルエットが逆光の中を舞って行きました。
ヒットもさせていないのに胸はドキドキです。
水深は20mほど。
タナを変えながらルアーを流していたところ、割と表層でヒット!
小刻みによく引く感じ、これは大きなサバか?
表層近く魚影がギラギラと輝くように視認できたあたりで、大暴れし始めドラグがジージー。
サバにしてはよく走るなと思っていたら、ソウダガツオでした。
私、ソウダガツオを釣るのは初めて。
マルソウダとかヒラソウダとか種類があるみたいですが、この画像からはちょっとわかりませんでした。
というのも、画像を撮っていた際に口切れして、ぽちゃり。
残念ながらお持ち帰りまでは叶いませんでした。
今回のヒットルアーはジャクソンのGコントロール(スケブルピン)の28g。
ヘビーシンキングなのでよく飛びますし、いろいろなタナも探りやすいのがお気に入り。
メタルジグを投げ疲れてきたころによく出番を迎えていましたが、これからは先陣を切ってもらっても良いかもしれませんね。
風が強まり本日は撤収
時折風が吹いてくるなと感じていましたが、しばらくすると風が断続的に吹くようになってきました。
予報でも次第に4〜5mの風に変化する見込みだったため、本日はこの辺りで早めの撤収としたいと思います。
少し遠くでウサギが跳ねる様子が伺え始めました。
早めに撤退して正解だったようです。
岸に向かって斜めから風が吹くので艇をまっすぐ進めるのも大変。
いい運動になりました。
まとめ
久々に南下して館山までやってきました。
海のコンデションは、とても良さそうな感じ。
今回はソウダとシイラの実況を知ることができましたが、彼ら以外にもまだまだ色々な魚たちが活性高く活動しているようです。
カヤックの片付けをしていた際にお会いした方々の話では、シイラや青物の釣果もあったよです。
また、キビナゴが多く館山湾に入っているというお話で、表層からボトムまでそれらを捕食するフィッシュイーターたちの活性もまた高いということ。
個人的な釣果は乏しいものの、久々にワクワクする釣りとなりました。
ああ、楽しい。