「海鮮丼を食べたい!」
と妻が言うので、急遽南房総の館山へ日帰り旅行へ出かけることとなりました。
そして交渉の結果、小一時間の釣り時間もいただけることに!
ふふふ…そう、こんなこともあろうかと常に釣り支度を整えている私。
早速釣り道具を積み込んでいざ出発です!
今回は旅行の目的である、おさかな倶楽部の「海鮮丼」と、尺アジ連発の「ついで釣り」のようすを振り返ります。
日程
2017年9月18日 中潮
11:30 出発
13:30 館山着 昼食・富浦漁港「おさかな倶楽部」
15:00 ビーチコーミングなど浜をぶらぶら
16:00 釣り
18:00 ~釣り終了
21:00 帰宅
昼食
13時半、富浦漁港にあるおさかな倶楽部に到着。
以前にも来たことのある漁協直営のおいしい食堂です。
私は「まんぷく定食」、妻は「特選3点盛り刺身定食」を注文してみました。
まんぷく定食
フライ・刺身・煮魚・つみれ汁が付いてきて、ボリュームも満点。とても食べ応えのあるお得な定食です。
この日の刺身は「ブリ」「カンパチ」「スズキ」…だったと思います。
特選3点盛り刺身定食
その日に獲れたて鮮魚を使った刺身定食。かき揚げ・小鉢・つみれ汁付。
この日は「アジ」「太刀魚」「カンパチ」…だったと思います。
食後にビーチを散策
昼食後は隣の多田良海岸でビーチコーミング。
初めて海を見た次女(8ヶ月)は何やら色んな刺激を受けて困惑している様子。
海の香り、波の音、海からの風や砂の感触を確かめているようです。
長女もキャッキャと波打ち際を攻め込んで、すでにずぶ濡れビショ子さんです。
お父さんの本命「ついで釣り」
ビーチコーミングの後、釣り場の堤防前で降ろしてもらい私は念願の釣りタイムです。
2時間後に迎えに来てもらいます。
妻と子供達は別の浜でビーチコーミングの続きです。
台風の後だからシーグラスがたくさん打ち上げられているらしく、我が家の女子たちはジップロック片手に何やら張り切っている様子で出かけて行きました。
さあ、私は釣り開始です。
今回は旅行の合間、小一時間で釣りを楽しみます。
そのため今日はカゴとジグの2本で短時間勝負。
カゴを投げたウキの隣でシュッシュとジグを投げる戦法で行きたいと思います。
今回は前回からの反省で、仕掛けを少し手直ししてみることにしました。
投げ方の問題もあるとは思うのですが、カゴ仕掛けの天秤にハリスが絡みタイムロスをしているケースが多かったので、仕掛けにちょっと修正を加えてみたのです。
天秤下のハリスに「ヨリ」を入れ張りを持たせることで、天秤への絡み防止を図ってみました。
効果はあったようで、今回の釣りの間にハリス絡みは1度だけでした。
手直しは少々面倒ですが、効果はあるようなので継続して試してみたいと思います。
ハリスの手直しは後日詳細記事をまとめたいと思います。
さて釣果の方はというと?
ふと足元を見ると小魚が沢山湧いています。
「活性が高いのかな?」と期待が膨らみます。
ウキを横目にシュッシュとジグを投げています。
しかし一向にアタリはありません。
しばらく投げているとウキに変化が。
ズ、ズズンッと深くウキが沈みます。
ジグを早巻きして、カゴ竿をアワセます。
ずっしりと重い引き…こ、これは!
大きなボラでした…。
気を取り直しウキを横目にシュッシュ。
またしてもウキに変化が。
ジワジワ…「沈んでいるんだよなぁ」程度にウキが沈んでいます。
一応合わせてみます。
ピクン、ピクピクン!…これは!
かわいい縞々。イシダイちゃんのダブルヒットでした。
その後しばらくアタリが遠のき、周りの釣り人たちもちらほらと帰っていきます。
日も山の端に近づき、辺りも暗くなり始めた頃またしてもウキに変化が。
ピクン!スーっ…ウキが消えました。
ジグを投げたばかりだったので、高速巻取り。水面をジグが跳ねて戻ってきます。
ウキは沈んだまま上がってきません。
思い切って合わせてみます。
ジーーーー。
ドラグを締め直しリールを巻き取りますが、かなり強い引き。
先ほどのボラのようにも感じますが、小刻みに「ビクっ!ビクっクン!」と引く感じが何か違います。
これは期待ができそう。
水面に現れたのは青物。
ん?大きい…ショゴかワカシか??
タモはありません。
幸い満潮で堤防からも近かったため、思い切って引っこ抜いてみました。
「どうもアジです。一応尺アジですよ。」
と思わぬゲストにびっくりです。
その後もしばらくアジのアタリは続き…
本日の釣果は
アジ 4匹(うち2匹尺アジ)
ボラ 1匹
イシダイ(幼魚) 2匹
アイゴ 1匹
イワシ 2匹
調理
アジは刺身・なめろう・フライ・干物でいただきました。
材料(干物)
アジ
みりん 2
醤油 1
作り方
- アジを下ろします。
腹開きがベスト。今回は勢い余って3枚に下ろしてしまいましたが…。 - みりん・醤油のタレに1時間ほど浸したら、キッチンペーパーでタレを拭き取って干し網で1日天日干しにします。
理想としては夜のうちに干して翌日夕方に取り込む。
我が家は風通しの良いベランダで干しています。 - はい出来上がり。
まとめ
今回も台風一過の釣り。
そして、まさかの尺アジの連発!
海鮮丼目的のついで釣りがまさかの収穫となり我ながらびっくりです。
やはり南房館山、底知れぬポテンシャルを秘めているのですね。