ナイロンラインにはフロートタイプとサスペンドタイプが存在します。
私が遠投カゴ釣りに使用しているのは「フロートタイプ」のナイロンライン。
カゴ釣り用の道糸に一番必要なスペックは「取り扱いしやすい」こと。
フカセ釣りと違い道糸を潮に同調させる必要もないのでとにかくトラブルがないラインが重要とされます。
今回は私が磯で遠投カゴ釣りに使用しているナイロンラインについて、メリット・デメリットを含めその特徴について紹介します。
カゴ釣り用にナイロンラインを巻き直し
釣行を重ねるごとに消耗していく道糸。
ある日、遠投した際にカサ増ししていた結び目が現れる様になってしまいました。
そのため遠投のたびに結び目がスプールに引っかかりラインが急停止するといいう始末。
ううむ、これはまずいと思い新しくラインを購入し巻き直すことにしました。
私がカゴ釣りにいつも愛用しているラインはこちら。
今回巻き直したのはナイロンライン(5号)フロートタイプ。
色は朝夕に視認性の良いイエロー。
遠投することでライントラブルも起きやくなります。
そのため視認性は良いに越したことはありません。
ちなみにウキ止めは対比色のピンクを使用しています。
ちなみに「SUNLINE磯スペシャル遠投カゴ」の特徴としてはこちら。
- ナイロン原料にポリエチレン(PE)素材を融合させた比重の軽いライン。
- 重量抵抗が低いため軽くキャスト時に飛距離を稼ぐことが可能。
フロート・サスペンドの違い(カゴ釣り)
ナイロンラインには大きく分けて「フロートタイプ」と「サスペンドタイプ」の2種類が存在します。
簡単に言うとラインが「浮く」のか「沈む」のかの違い。
釣り方によって浮かせたいのか沈めたいのか使い分けることで、釣果や釣りやすさに影響が出てくるのですが、私はカゴ釣りをメインにしているため、取り扱いのしやすいフロートラインをよく使用しています。
ちょっとここでフロートとサスペンドのメリット・デメリットについてまとめてみました。
あくまで「カゴ釣り」でのメリット・デメリットなので、フカセや泳がせ釣りなどとはちょっと違うかもしれません。
フロートタイプ
メリット
- 浮いているので視認性が良い
- 軽く潮の流れに影響しづらい
- 海中の障害物に引っかかりにくい
- サスペンドタイプと比べ道糸の切り返しがしやすい
- 比重か軽いため飛距離が出る
デメリット
- 風に弱い(風の抵抗を受けやすい)
サスペンドタイプ
メリット
- 風の影響を受けにくい
デメリット
- ラインの位置が分からない
- 潮の流れに影響を受ける
- 比重が重く飛距離を出しにくい
カゴ釣りで使うならフロートタイプ!
やっぱり新しいラインは良いですね。
糸癖がなく、明らかに飛距離が増している感じ。
ラインの浮きも良く、近い磯根に絡まる様子もなく、しばらく放置していても心配無用。
まったり、釣りを満喫できるのはとっても快適です。
ちなみにフロートタイプとサスペンドタイプのどちらも良いとこどりの「セミフロート(セミサスペンド)タイプ」というラインも存在します。
海面下5〜10cmを維持して漂うため、風に強く潮の影響もそれほど受けづらい。
それでいて打ち返し(海中から引き上げる動作)も難しくないという良いこと尽くめの商品。