外房の地磯にやってきました。
本日もカゴ釣りでアジ狙いです。
早々にブリブリ丸々と太った尺アジ釣り上げるも、這い上がる波にバケツが拐われアジが脱走。コマセも流出。長靴もずぶ濡れ…。
と、散々な出だしでしたが、最終的には良型のアジを数匹確保することとなりました。
あ〜早くあったかい湯船に浸かりたい。
日程
2020年10月16日(金)大潮
12:00 釣り開始
17:30 釣り終了
いきなりの大アジ!
外房にある地磯にやってきました。
本日もあいにくな天気です。
満潮前にも関わらず、磯を超えて波が足元までせり上がってくる状態ですが、ようすを伺いながら釣りを始めることにします。
先行者はフカセ師がお一人。
私が到着した際にちょうどアジを釣り上げていました。
釣り場の状況はイマイチですが、魚はいるようなので期待が持てます。
早速オキアミとアミブロック、配合餌の遠投メガブルーでコマセをつくり、カゴを遠投してみみることにします。
バケツに水を汲み、竿受けを立てて、ハサミやフィッシュグリップなどの小道具セット完了したところで、ウキがすぽっ!
うねりがあるとは言え、この結構な抵抗のある巻きごたえは…「平べったい系」!
かと思いましたが、引き抜いてみると、本命のアジでした。
しかも丸々と太ったかなりの良型。
日のあるうちからアジが釣れるのは久しぶりで、少々あっけにとられてしまいました。
その後も間髪入れずに同型のアジが連続ヒット。
これは普段から釣り場へ道具一式を入れて持ち運んでいる大きなバケツですが、水を入れて竿受け兼釣り上げた魚を一時保管するのに使用しています。長辺が35cmあるのでもしかすると尺アジでしょうか。
うふふ、幸先の良いスタートです。
ザバーン!諸行無常の響きあり
気持ちよくカゴを投げていたところ、事件が発生しました。
ザブーン!!
大きな波が磯をせり上がり足首あたりまで波が押し寄せてきました。
ハーフブーツの私は浸水してしまわぬよう、ひょいと高台に移動したのですが、目の前を先ほど釣り上げたアジを入れたバケツが流れていくではありませんか。
たっぷり水を入れたので結構重たかったのですが、波はいとも容易くバケツを運び去っていきます。
「わ〜波って凄〜い」
そしてバケツは磯の起伏に当たって、コテン。
ざば〜っと流れて中身は波とともに海へお帰りになりました。
この一瞬の天変。何というか…清々しさのようなものを感じてしまいました。
海ってすごい!改めて、自然の偉大さ、人の小ささを感じた瞬間でありました。
綺麗に洗い流していった波ですが、当然先ほど作ったばかりのコマセも綺麗に流れていってしまいました。潮に乗っていい具合に効いてくれるといいんですがね…。
とはいえ餌がなければ釣りも続けられない訳で、車に戻り「アミ姫」と「メガブルー(配合餌)」を調達。刺し餌はストックがなかったので近くの釣具屋さんで「生イキくん(L)」を購入してきました。
解凍するには時間がないので、こういう時に常温長期保管可能なアミ姫は助かります。
ポツポツと良型アジがアタる
さて、気を取り直してカゴを投入。
すると早速釣れたのがササノハベラ。
満潮が近づき、状況はむしろ厳しくなる一方。先ほどのような足元を洗う波が時折襲ってくるくるため道具一式は高台に避難です。
餌の付け替えのたびに移動しなくてはならないのは苦ですが、道具や釣果が流されるのはもう勘弁なので、海が収まるまではしばらくこの苦行を繰り返すことにします。
棚は1ヒロ半ほどの浅タナで仕掛けを飛ばすこと小一時間。
数投に1回くらいのペースでポツポツとアジがアタルようになりました。
時折、同型のサバや小メジナが混ざるも順調にアジを確保。
気がつけば先ほど放流した分の釣果を取り返していました。
本日の釣果
アジ…6匹
サバ…2匹
小メジナ…2匹
ササノハベラ…1匹
まとめ
アジは我が家のてっぱん「アジフライ」に、大きめのやつは刺身でいただきます。
節約して少量の油で揚げてはいるものの、アジだけでは油が余ってしまったのでサツマイモも一緒に素揚げにしてみることにしたのですが、これがまた旨かった。
揚げた後に塩を振り掛けると甘しょっぱくて止まらない、無限サツマイモレシピ。これからサツマイモが並び始めるのでフライメニュー入りにおすすめ。