そろそろ太刀魚の釣果が聞こえてくる時期になりました。
今年は夏頃から神奈川県川で爆釣のようでしたが、千葉県側の内房にもぼちぼちやってくるころ。
今回は太刀魚調査のつもりでやってきましたが、不発。
そのかわり、セイゴやメッキがたくさんいました。
釣れた魚はツミレにして今夜はお鍋の具材でいただきます。
ほぼ無風、波はないけど漂流物がすごい

本日は内房です。
波はとっても穏やかで、出艇も非常にスムーズでありがたい。
ただ、この日は漂流物がとても多くカヤックに乗り込むと足元には漂流していた枝葉がびっしり。
海の中もきっと濁っているのではないかな。

Windy予報では風速3m。
体感は無風といった感じでした。
めっきりと寒くなってきてしまったので、風がないのはありがたいことです。
魚影は濃い!

出艇後程なくして魚探に魚の反応がありました。

40gのマキッパを流していると早速ヒット。
釣れたのは体長20cmほどのメッキ。
黒潮乗り遅れ組のいわゆる死滅回遊魚です。
海流に乗って本来の生息地域ではない海域までやってくる彼ら、冬は寒くて皆死滅してしまうと言われています。海水温の上昇に伴い、最近彼らの遭遇率が高くなっている感覚。

ジグパラ30gに変えてもメッキヒット。
ライトタックルだと楽しい対象魚ですね。
メッキだけじゃないセイゴもわんさか

メッキが群れているのかと思っていると、次にヒットしたのはセイゴ。

Gコントロール20g(カタクチ)に変えてると、釣れるたのはセイゴ。

Gコントロール40g(ブルピン)にかえると、釣れたのはエソ!
これは嬉しい、今夜はツミレ決定です。

9時過ぎに風が強まったため、この日はここまで。
本日の釣果
- メッキ…2匹
- セイゴ…4匹
- エソ…1匹

岸に上がったカヤックを見ると、枯れ葉がびっしり。
海岸線には太い幹やら枝葉、竹など様々な漂流物がたくさん。
落ち葉が散る時期だから?それにしても多い。
海の中は濁るでしょうが、これだけの有機物が堆積したら、微生物にとっては良い餌にはなることでしょう。しばらくしたらそれらを食べるゴカイも増え、シーバスなどは大喜びかもしれませんね。
ふわふわでほろ旨、白身魚のツミレ

釣れた魚たち(セイゴとメッキ)は3枚におろして皮を剥いでおきます。
腹骨と血合骨も削いでおくと、さらに口当たりの良いツミレが出来上がります。
その際、エソは小骨が取り除けないので、別に仕込むと良いかもしれません。
下準備の済んだ素材を程よく切り分けたらミキサーに入れ、玉ねぎ半玉、塩小さじ1、片栗粉少々を一緒に入れて細かくしたら、できあがり。
その日に使う分はスプーンで掬ってお鍋に投入。
余った分はラップに包んで薄く広げて冷凍しておけば、パキパキ折って使えるので便利です。

あぁ、ふわ旨ぁ。
お出汁も効いています。


