2020年の初釣り!
ちょっと遅くなりましたが、久々に海にやってきました。
湖のように波穏やかだったり、雨や春一番が吹き荒む悪天候と、バリエーリョン富む釣り場環境。ちらほらと耳にするサヨリを狙ってみたり、定番のアジを釣って泳がせでヒラメを狙ってみたりと、久々の釣りを心ゆくまで楽しんでまいりました。
釣果の方は、アジのみ。でしたが、気持ちよかったですよ。
日程
2020年2月21日(金)中潮
6:00 南房
16:00 外房
翌8:00 釣り終了
風が冷たいっ。サヨリは不在。
早朝に南房の港にやってきました。
うひゃ〜寒い。
背中に浴びるお日様の光がヌクヌクと気持ちよく感じます。
ありがたや。
近頃ちらほらとサヨリの釣果を耳にするようになりました。
今年初の釣りということですが、もうそんな季節になっていましたね。
例年2〜3月頃になると、房総一帯ではサヨリがまとまって釣れるようです。
ここ数年私もこの時期になるとシモリ玉を付けたサヨリ仕掛けを持って堤防を訪れるのです。
さて今年のサヨリはいかが?
付餌はサヨリ用の小さなオキアミ。「房州アジ(サヨリ)」という小粒のものを購入しました。形の残ったアミエビを摘んで針先に付けても良いのですが、手先が凍えるとちょっと作業がしづらいので、今回はオキアミを購入。
あとは海水で薄めたアミエビを柄杓で少量岸寄りに撒いたりします。
ちなみにこれはアジ釣りに使っているオキアミと米ぬか。
米ぬかはアジパワーと混ぜてカサを増し節約のために使用しています。
今回はEM菌で微発酵させたしっとりタイプを用意。こちらはサヨリ釣りには使用しません。
サヨリは表層を泳ぐため少量のコマセを撒けば近寄り目視できます。あまり遠くに撒いてもサヨリが寄ってこない(見えない)ので、撒くのなら近目から沖に払い出すようなポイントを狙ってちょこっと。
しかしこの日はご不在か、姿を確認することはできませんでした。
朝から2〜3時間粘りましたが、寄ってくるのは海鳥ばかり。
まだまとまった数のサヨリは居着いていないようなので、日によって釣果にばらつきがあるのか、私の腕や仕掛けの問題なのか…?
港内でのサヨリ狙いはもうしばらくしてからですかね。
早々に切り上げ場所と狙いを変更いたします。
クサフグは沢山。アジは時間差出勤。
外房を北上してまいりました。
この日はなんとも静かな海面。
異様なほど波がなく、まるで湖のよう。
風も波も静かでこの上なく釣りはしやすい状況です。
さあアジ釣り開始です。
波穏やかで水が澄んでいるため岸寄りを泳ぐ小魚たちの魚影が綺麗に確認できます。
カゴ仕掛けを投入するとすぐさまウキにアタリが出ました。
引き上げると「ぐーぐー」と鳴く彼のお出ましでした。
その後もヒットするのは彼ら。
辛抱です。
ハリスを切られても我慢。
釣ってはリリース、修行の時が続きます。
この日の修行が終了したのは日没後1時間ほど。
小さなアジがやっとかかりました。
昨年末は日没前後で時合いがやってきてバタバタと釣れることがあったのですが、この日はどうもその時期とは様子が違うようです。
その後はポツポツ10号ウキではアタリが拾えないような豆アジがかかったり、時折20cmほどの個体がかかったり、サイズもまばらな様子です。
日没後数時間そのような調子で釣りを続けこの日は納竿。
可愛らしい豆アジが釣れました。
明朝まで水汲みの中で生かして泳がせに使いたいと思います。
私が使用している水汲みバケツはダイワの蓋網付きのもので、アジを入れたまま海中に沈めておけばブクブクなしでも生かしておくことができます。
この日も潮に流されないように紐を結んでバケツを沈めておいたのですが、ふと気になり海面をヘッドライトで照らしてみると、バケツの周りを泳ぐ何者かがいました。
ぜんぜんわかりませんよね…。
上の黄色っぽい長細い影。穴子っぽい魚が中のアジを気にしてバケツの周りを泳いでいました。
仕掛けをたらせば釣れたかもしれませんね。
ただ、寒くて眠かったので、また次回。
アジの泳がせに食いついたのは…ウツボ!
しっかりと仮眠をとって翌朝は泳がせで大物を狙います!
夜明け前まで物凄い風と雨に見舞われましたが、辺りが明るくなる頃には空模様はすっかり治り、なんとも心地のよい釣り日和となっていました。
昨年末は大きなヒラメを釣り上げた事もあり、期待だけは先行します。
2時間ほど粘ってタイムリミットの朝8時を回る頃、ウキが沈み竿が大きくしなりました。
釣れるイメージトレーニングはバッチリでした。
タモの準備もバッチリです。
しかし、この日竿をしならせたのは、ヒラメではなく大きなウツボ様でした。
あひぃごめんなさい…。凶悪な顔つきを前に戦意消失。
すっかり諦めもついたので、これにて今回の釣りは終了です。
まとめ
誕生&連休という事もあり時間たっぷり頂いての釣行でした。
釣果はさておき、サヨリ、アジ、ヒラメと狙いも変えて長々と好きなスタイルの釣りを楽しむことができた充実のいく時間でしたね。
泳がせだけをしていて思ったのですが、いつものアジ釣り(カゴ釣り)って「コマセを詰めて」「投げて」「ウキをジーッと見つめて」と意外と忙しい釣りなんですね。仕掛けを投入してからしばらくは待ちの時間があるので、ルアー釣りと比べれば、それなりにのんびりとした釣りではあるのですが。
泳がせはアジを投入してからはすることなし。
ゴロリと堤防に寝転んで、ぼんやりと空を眺めていたのですが何とも気持ちの良いものでした。波音を聴きながら、雲やトンビが空を動く姿を眺めていると、「自分だけ何にもしていない」なんとも贅沢な心地に浸ることができました。
さぁフルリラックスしたので、連休明けからもお仕事頑張りますよ!