近隣では河津桜も咲き始めているようですね。
朝は寒い日が続きますが、春もそこまで近づいている3月上旬。
海水温が上がってきているようなので、早速南の海へ釣りに出かけてみることに。
やってきたのは外房。勝浦と鴨川周辺の海です。
しかし海水温の上昇で一番乗りに活性スイッチが入ったのはフグ。
ここもあそこもフグだらけ!
日程
2019年3月日9 中潮
04:00 釣り開始
18:00 釣り終了
釣り
本日は1人釣り。
日の出前の4時から釣り開始です。日中は暖かくなったと言えどまだまだ朝の冷え込みは激しく、しっかりと着込まないと震えてしまいます。
今回は外房の勝浦〜鴨川の釣り場を少し回ってみたいと思っています。
はじめは勝浦の漁港です。
勝浦の釣り場
この日は南西からの風ということで、風を避けられる堤防の端っこの方で釣り座を構えてみます。
本日の仕掛け
・カゴ釣り
・穴釣り
コマセは前回残った撒き餌「グレパワーVSP」、EM菌を混ぜた「微発酵米ヌカ」、オキアミ、アミエビを混ぜて使います。
夜のうちは特にアタリはありませんでしたが、空が明るくなってきた頃から餌を取られるようになり始めました。
犯人はフグ。
しかもかなり小さめ。
これではアタリがわからないわけです。
日が昇り海が明るく見えてきたところでコマセを撒いてみると、小魚がこぞって集まってきます。
全てフグです。
手前にコマセを撒いてフグを寄せてみるものの、数が多すぎて効き目がない様子。
とほほ…完全にお手上げ状態です。
仕方なく穴釣りをするもどこもお留守のようでした。
堤防先端まで散策をしてみましたが、アジ釣りをしていた人たちもどうやら状況は同じようです。それにしても海の色が綺麗。
鴨川の釣り場
鴨川に移動してきました。
こちらは鴨川フィッシャリーナ。
加茂川の河口に造られたヨットハーバーと小さな港がある海の公園。
トイレや駐車場もあり、長く伸びる堤防には柵が設けられているので子供でも安心して釣りができますね。
港内側と河口側の両方から釣りをすることができますが、河口側はかなり高さがあるので、大きな魚がヒットしたら釣り上げるのに苦労しそう。
釣り人は港内側に多く、子連れファミリーが椅子に座りながらのんびりと釣りをしていました。それほど混み合っていません。
釣果の方はというと、ちょうど私が通りがかった時にフグが釣れていました。
話を聞くと「フグしか釣れていない」とのこと。
ちなみに、お隣鴨川漁港でもサビキにフグが連なっているのを見かけました。
漁港がダメならばと磯にやってきました。
お隣鴨川漁港にくっついている灯台島。
お昼も近くなったので釣り人はまばらですが、小さなメジナを釣っているところを見かけました。どうやらこちらにはフグがそれほどいないのでしょうか?
2箇所目の釣り場はこちらで。
フグフグと言っているせいか、お腹もグーグー鳴ってきました。
釣りの前に腹ごしらえです。
竜宮城からのお土産みたいな包み。
開いたらおじいさんになってしまいそう…。
大丈夫、おにぎりでした。
今半の好き焼肉を包んでいた竹皮だそうです。
捨てるのも勿体無いからとおにぎりを包むのに使ってくれたそうです。
さあ、お腹も膨れたところで釣りの再開。
風の当たらない北側で竿を出すも、アタリは全く…。
日没前にイワシがポツッと釣れましたが、その他は音沙汰なく、日が落ちて足元が不安になった18:00収竿です。
釣果
フグ…たくさん
カタクチイワシ…2匹
まとめ
いやぁ、フグだらけでしたね。
コマセに群がる大量のフグを見たときはギョッとしました。
暖かくなって一番に活性が上がったのが小フグちゃんたちでした。
ちょっと数の多さには太刀打ちできそうにありませんでしたね。
今の時期、フグの猛攻に遭ったらあたらしい場所を探してみたほうが手っ取り早いかもしれません。
余談ですが、どこの漁港でも長い棒を持って何やら海から拾い上げている人たちを多く見かけ何だろうなと気になっていたのですが、どうやら海藻を採っていたようです。
長い棒の先には鎌のようなものが付いていて、遠くの海藻を引き寄せて採取していました。ヒジキではなく平べったいワカメのような海藻を採っていましたが天然物で美味しいのでしょうね。鴨川の漁港ではお爺さんから小学生くらいの子供まで頑張ってましたので、どうやら季節になると毎年行われている風習なのでしょうね。海の恵みってありがたいですね。海が近くて羨ましい。