ゴールデンウィーク最終日。
久しぶりに外房へカヤックフィッシングに行ってきました。
予報は曇り、気温20℃、風3m、波高1.5m。
外房としては波高は比較的平均的な数値。
決してベタ凪ではありませんが、風が弱い予報だったため出艇を決めました。
実際に海へ出てみると、風はほとんど感じないほど穏やか。
ただし、沖の瀬周りではしっかりとうねりが入り、場所によっては波が高くなる、いかにも外房らしい海況でした。
外房では「条件が揃った日だけ」

外房は魚影が濃く、本当に魅力的なフィールドです。
ただ、そのぶん危険も多い海。
私は「ある程度条件が揃った日しか出艇しない」と決めています。
もちろん基準は人それぞれ。
経験や力量、カヤックの性能によっても大きく変わると思います。
ちなみに私はかなりビビリ屋なので、条件設定はかなり厳しめ。
天気予報、風向き、波高、うねり。
いろいろ確認して、「今日は大丈夫そう」と思える日にしか外房へは出ません。
私が乗っているのは バイキングカヤック プロフィッシュ45 。
安定感が高く、多少波がある状況でも安心感のある艇です。
それでいて走破性も良く、沖への移動もかなり快適。
この艇のおかげで、比較的波のある外房でもカヤックフィッシングを楽しめている部分は大きいと思います。
朝の海は「釣れそう」な雰囲気

出艇したのは日の出後。
沖では小さな鳥山ができ、海全体に生命感がありました。
海の雰囲気はかなり良い。
さらに、海面をゆっくり泳ぐ大きな魚の背鰭も確認。
近づいた瞬間、とんでもないスピードで走り去っていったので、おそらく青物だったと思います。
ただ、その背鰭が妙に立派。
一瞬「カジキ?」と思うくらい存在感がありました。
もちろんこんな近場に本当にいるのかは分かりませんが、外房の海では時々こういう謎の遭遇があります。
ルアーには無反応
朝のうちは青物狙い。
・トップウォーター
・ダイビングペンシル
・メタルジグ
などをローテーションしながら探っていきます。
ただ、魚はいる気配があるのに反応が出ない。
瀬周りはうねりで艇が上下し、釣りもしづらい状況でした。
雰囲気は抜群なのに食わない。
そんな日でした。
酔い止めを飲んでも酔った理由
この日は事前に トラベルミンR を服用。
眠くなりにくいので、帰りの運転にも影響が少なく、個人的にはかなり愛用している酔い止めです。
ただ、この日は普通に酔いました。
原因はたぶん餌釣り。
ルアーフィッシング中は遠くを見る時間が長いため、意外と酔いづらいんですよね。
しかし餌釣りになると、
・餌を付けるために手元を見る
そんな動作が増える。
そこへ外房特有の細かいうねりが加わって、一気に酔いが回ってしまいました。
最終的には15〜10mラインで好釣果
青物狙いを切り上げた後は、15〜10mほどの浅めのラインへ移動。
ここで餌釣りをのんびり楽しむことにしました。
結果的にはこれが正解。
梅雨イサキのシーズン到来

まずはイサキ。
今が旬の「梅雨イサキ」の時期です。
まだ体に横縞が残る若い個体でしたが、どれも25cm以上。
サイズ以上に食べ応えがありそうな魚でした。
やっぱりイサキはサイズに関係なく美味しい魚。
この時期には珍しいシマアジ

続いてシマアジ。
外房では夏頃から本格的に見かける印象なので、このタイミングで釣れたのは少し意外でした。
サイズは30cmオーバー。
掛かるとかなり走り、強烈な引きを見せてくれました。
刺身で食べましたが、やっぱり抜群に美味しい。
個人的には「キングオブ刺身」です。
良型メジナも登場

最後は大きなメジナ。
35cm近くありそうなサイズで、重量感も十分。
引きもかなり強く、楽しませてもらいました。
しかも今回の個体はまったく磯臭さがなく、身も綺麗。
かなり当たりのメジナでした。
GW前半は青物祭りだったらしい
釣りを終えて片付けをしている時、駐車場で地元の方と少し話をしました。
聞くと、GW前半はかなり状況が良かったそう。
大きな鳥山が立つほど青物の活性が高かったらしく、「あと数日早ければ…」という感じでした。
どうやらGW中に来た春の嵐によって、雨と強風で海水温が5℃以上低下したようです。
確かに、この日は魚の反応が全体的に少し鈍い印象でした。
青物がルアーに反応しなかったのも、その影響があったのかもしれません。
ちなみに、私は普段、外房の海水温を勝浦海中公園センターのインスタグラムで確認しています。
外房釣行前の情報収集としてかなり参考になります。
外房の海の恵みをいただく

持ち帰った魚は、
・刺身
・竜田揚げ
・味噌汁
などで美味しくいただきました。
イサキは脂が乗っていて最高。
シマアジは安定の高級魚。
メジナも驚くほど上品な味でした。

アラから出る出汁も濃厚で、最後までしっかり楽しめました。
今回も大満足の釣行。
青物こそ釣れませんでしたが、外房の海の豊かさを十分感じられる1日でした。

