久々に鴨川に足を運んでみました。
それにしても海が綺麗!
勝浦・鴨川の港って海が綺麗で釣りをしていても気持ちがいい。
さて青物も回遊しているという話も耳にするこの季節、ジグを振るいにやってくるも不発。
しかし嬉しいイサキのご褒美も。
いやぁよくわかりませんね、これだから外房は面白い。
日程
2019年6月20日(木)中潮
02:00 鴨川着
18:00 釣り終了
釣果
久々に外房へやってきました。
というのも、ショゴが釣りたくて。それに思いっきりジグを投げたくて。
下道で1時間半。長い道のりをえんやこらと、やってきたのは鴨川です。
あまり土地勘もないので、割と広い釣り場のある興津の港へやって来ました。
まだお月様も大きく明るい夜ですが、街灯も少なくとても心細い…。
この日は風もなく波も静かだったので、外堤防に釣座をかまえることにしました。
漁協前からぐるりと堤防を歩くこと5分。平日の夜ということもあり、釣り人は私だけ。
嬉しいような、寂しいような。やはり心細い…。
さあ早速釣開始です。
興津の港で釣り
はじめに興津の港周辺は定置網が設置されている箇所が多いです。
定置網が仕掛けられている箇所にはブイが浮かんでいるので、ブイとブイの間にはキャストしないように注意が必要です。
キャストできる場所は限られるので、遠くにキャストする釣りにはちょっと不向きな場所でした。
また堤防際でも結構水深があるので、カゴ仕掛けも遠くにキャストせず近場で釣りをするようなスタイルでした。
本日の仕掛け
- カゴ釣り
- ジグ
- 泳がせ
朝のマズメまではカゴ仕掛けでアジやらなにやら、釣れそうな魚を釣りたいと思います。
ちなみにこれは私の勝手な偏見ですが、「夜釣りは2〜3時が釣れる」という感覚があります。
そして今回も最初にウキが沈んだのが2:30頃。
偶然でしょうか、たまたまその時間に到着しただけのことでしょか。
そして本日最初の釣果は何とイサキ!
おっとびっくりなお魚です。
結構引くな〜と思っていたので何だろうと思ったら30cm弱のイサキでした。
その後も立て続けに2匹追加して時刻は3時過ぎ。
ピタリとアタリが遠のきました。
空が明るくなり始めたのでジグの準備を始めます。
今日のジグはこちら。
ジグパラTG(コットンキャンディ) 32gです。
比重の重いタングステン素材で小型でもよく飛ぶのがウリ。
シュッシュ、シュッシュ。と、ジグを投げていると微細なアタリが。
何とも可愛らしいムツ。
自分の体の半分くらいの大きさのジグに食いつくとは勇気があります。
それにしてもコットンキャンディ、いい釣果を残しています。
これは良い出だしかと思っていたのですが、その後ジグに魚がヒットすることはありませんでした。
で、一方放置気味にしていたカゴ仕掛けの方には…
小メジナがかかったり。
小サバがかかったり。小サバといっても20cm近くあるのでよく走りこれはこれで楽しめる釣りかも。せっかくなので小サバは泳がせとして働いてもらいましたが、その後無事生還いたしました。
すっかり日が昇ると、そこはフグの海。コマセを巻けばどこからともなく彼らがやってきて餌を持っていきます。
フグに心折られたところで収竿です。
本日の釣果
- イサキ…3匹
- 小ムツ…1匹
- 小メジナ…1匹
- 小アジ…1匹
- 小サバ…たくさん
興津海浜公園は駐車無料トイレ付きでありがたい
興津の港の手前には広い駐車場とトイレや自動販売機などが設置されている興津海浜公園があります。
夜間は街灯が少ないためちょっと暗めですが、仮眠を取るには静かで良い場所です。
トイレの電気は常灯していないようでした。
照明はつけられたのかもしれませんが、私はヘッドライトを頼りに利用しました。
ちなみにここのトイレ、脱衣所も付いていたので夏場の海水浴の際には使えそう。
駐車場から川をまたぐ橋を渡ったところにも足場の良い突堤があり、日中はキスやアジを狙う釣り人の姿がポツポツとありました。トイレも近いので子連れや女性にはこちらの釣り場のほうが安心かもしれませんね。
また、ジグを思っ切り投げたいならこちらの方が良かったですね。
突堤の先には人口漁礁も設置されているみたいなので、もしかしたら回遊魚が来ていたかもしれませんね。
ちなみに突堤を通り過ぎて奥に進むと興津海水浴場の砂浜が広がっています。
夏には海水浴も楽しめるなんとも素敵な環境。
波が静かな入江は釣りにも海水浴にも打ってつけ
ちょと余談。
地形的に常に波が静かな興津港は、外洋が荒れた際の避難港として多くの船に利用されてきたそうです。「千軒」「三味線掘」といった周辺の地名からは、宿場として栄えた当時の名残を感じることができます。
興津海浜公園には1本の石柱が立っておりそこには「繋船柱碑(けいせんちゅうひ)」と記されたモニュメントがありました。
それによると、ここ興津港は東北諸藩の船が江戸へ向かう際の碇泊地として栄えたのだそうで、その際に船をつなぎとめる為に利用されていたのが、この柱なのだそうです。柱はこの先の弁天崎の磯際に何本も並んでいたようですが、現在は役目を果たしモニュメントとしてここにかざられているみたいです。素材は仙台石巻産の粘板岩(ねんばんがん)と呼ばれる石で作られていることからも、当時の東北諸藩との関わりを感じる興味深い存在です。
そんな一年中穏やかな興津港にある興津海水浴場。
子連れで波静かなビーチを楽しみたいなら、打ってつけの場所ですね。
まとめ
これからマリンレジャーが楽しめるシーズンがやって来ます。
家族で釣りも海水浴も楽しみたいのなら、ここ興津周辺も良い感じですね。