5月後半。
今回は子供と一緒に釣りということなので、安全でかつ駐車場からも近い千葉の南房・館山の堤防に行ってきました。
普段外房でカゴ釣りをする私にとって、内房の静かな波はなんとも神秘的。
そんな鏡のような水面に仕掛けを投入すると、たくさんの小魚の反応が…。
イワシやアジ、ネンブツダイなど小さいながらも飽きのこない楽しい釣行になりました。
今回は内房館山・富浦の堤防釣りのようすを振り返ります。
日程
2022年5月30日(日)〜31(月)大潮
17:00 釣り開始
08:00 釣り終了
内房は波静かなんだもんなぁ
本日は内房にやってきました。
いつもは外房をメインに釣りをする私ですが、今回は子連れ釣りということもあり、車が近くに駐められて釣りのしやすい堤防ということで、内房の釣り場を選んだわけです。
さて、やってきたのは日曜日の夕方。
娘が運動会の振替え休日ということもあり、日〜月曜日にかけての釣行。
普通ならば帰路につく時間帯ということもあり、道中反対側の上り車線の大渋滞をよそ目にスイスイと海へと下ってきました。
今回の釣り場は内房館山の港。
到着時間が遅いこともあり、あたりの釣り人は続々と帰り支度を済ませ帰路につくようでした。気がつくと堤防には我々と数名の釣り人のみ。
今回の仕掛けはサビキ!
潔く上カゴサビキ1本で勝負です。
コマセにはフルーティーな香りが素敵なアミ姫を使用。
すると早速、サビキにイワシがヒット。
ウルメイワシのようでした。
その後イワシのアタリは遠のき日没を迎えたあと、怪しげなアタリがが。
釣れたのはキンギョ。
ネンブツダイのダブルヒットでした。
夕まずめは思っていたほど活性が良くなかったみたいです。
数匹釣れたイワシを泳がせてみましたが、これといったアタリもなく仕掛けを引き上げてみると、あらま。
何者かに食い荒らされていました…とほほ。
夜はプチキャンプ
あたりもすっかり暗くなって、魚のアタリも遠のいた午後8時。
ぼちぼち収竿して、寝支度を始める事にします。
今夜の晩飯はお手軽なレトルト。
手間はかけませんがこれが結構娘には好評。
普段は健康を気遣い手作り料理多い我が家で、ジャンクなレトルトの存在は結構レア。
それゆえ子供達にとっては新鮮なアウトドアレシピとして君臨しています。
本日はカップヌードル(シーフード&カレー)、サンマ蒲焼缶とイカの干物。
お父さんのおつまみにもイケるジャンクレシピです。
朝マズメに地合い到来!
昨日の夕方から変わらず、まるで鏡のような水面の内房。
外房の荒々しい海を見慣れていることもあり、何かこう神秘的な雰囲気を感じずにはいられません。
空が明るく染まってきた日の出前。
鏡のような水面がにわかにザワつき出してきました。
ポツ…ポツポツポツ。
ポポポ…ポツポツポツポツポポポッポポポ…。
波紋が広がるあたりにサビキを投入すると早速ヒット。
釣れたのはイワシ。
ウルメイワシのようでした。
どうやら堤防の内側も外側もどちらでも同じような光景がひろがっており、たくさんのイワシの群が入ってきているようす。
釣れたのは体長10cmほどのウルメイワシ。
波が静かで透明度も高い南房の海。
岸壁に近寄る魚影は目視できるほど透き通っています。
見える魚は釣れないと聞きますが、ここ内房では見えていても結構釣れました。
まあ、今回はイワシに限りましたが…。
それから、イワシを釣っていると時折海底から小ぶりのヒラメが襲いかかってきたりする場面にも遭遇し、海の活性が上がってきている実感も感じました。
イワシいるところに、大物も集まる。
そろそろ食べ応えのありそうな魚も釣れる予感!
釣り後は磯遊びでフィニッシュ!
日没前から釣りを始めたこともあり、午前8時には収竿した私たち。
帰る前に近くの磯に行って潮溜まりで生き物観察をする事にしました。
訪れたのは、南房総市富浦にある大房岬。
この一帯は大房岬自然公園として管理され、駐車場やトイレ、自然の家といった宿泊施設なども整備されている隠れレジャースポット。
訪れたのは平日の午前ということもあり、釣り人がぽつぽついる程度で人影はまばら。
ちょうど干潮どきということもあり、いい感じに潮溜まりもできていて生き物観察をするにはベストコンディションでした。
早速踏み入れた潮溜まりには結構大きめな魚などもたまっていて、追い込み漁をするとたくさん捕まえることができました。
ハゼの仲間だと思いますが、これまたぷっくり大きな個体。
このほか、メジナの子やイカ赤ちゃん、アメフラシなどいろいろな生き物を発見でき娘も大喜び。次回は持ち帰って水槽で飼育し観察をしたいですね。
サービスエリア「富楽里」は改装中、でも仮設運営
帰路で立ち寄ったPA(サービスエリア)「富楽里」。
お留守番だった妻にお土産物を買って帰ろうかと立ち寄ったのですが、大規模改装中…。
ただ、トイレと直売所&フードコートは仮設されており、かろうじて物販の購入は可能でした。
ちなみにここ富楽里PAは下道一般道からもアクセスでき、地元のおじちゃんおばちゃん達にも大人気のようす。
植物好きの私的には、園芸コーナーにあった南国苗達が気になって仕方ありませんでした。
ポポーやムベなど珍しい南国果樹苗も良心的な価格で販売さてており、機会があればまた立ち寄りたいと思える素敵なPAでしたよ。
本日の釣果
- アジ
- イワシ(ウルメイワシ)
- クロムツ
- ネンブツダイ
本日の釣りレシピはフライ
小ぶりなお魚ばかりでしたが、数は釣れたので調理して夕飯のおかずに美味しくいただきたいと思います。
今夜の釣りレシピは、フライ。
身は小さいながらも、捌きやすい魚種であったこともあり、割とさくっと下ごしらえが完了。
3枚おろしor開きにしてみると、思いの外食べ応えはありそう。
ちょっと写りはイマイチですが、どれもホックリ美味しいフライでした。
特にイワシは小ぶりながら身が太いので、食べ応え満点。
サビキでたくさん釣れたイワシはフライがオススメですね。
まとめ
すっかり夏模様の南房の海。
これだけ小魚がたくさん釣れるのだから、それを食らうフィッシュイーター達もその後を追って近づいてきているはず。
そろそろ、青物の到来も近いのではないでしょうかね。
次はでっかいフライを作りたいものです。