GW以降、外房は海況の良い日が続いていました。
実際、SNSや釣果情報を見ていても青物の釣果はしっかり出ていて、どうやら今シーズンの“青物祭り”はすでに始まっている様子。
ただ、タイミング悪く私の予定が合わず、なかなか海へ出られない日々。
「今行けば絶対チャンスなのに…」
そんな悔しい思いをしながら過ごしていました。
そしてようやく出られた今回。
とはいえ、この日も予定があったため、日の出から朝8時までの短時間釣行です。
短時間でも、今の外房の海を確認したい。
そんな気持ちでカヤックを浮かべてきました。
海水温は一気に上昇|春から初夏の海へ

海に到着してまず感じたのは、水温の変化。
手を海に入れると、以前までの冷たさはなく、生暖かい感触。
手持ちの温度計は16〜17℃を表示していました。
前回までの冷たい潮とは明らかに違います。
朝方の気温はまだ低めで、ロンTにジャケットを羽織るくらい。
それでも海の中は確実に季節が進んでいる印象でした。
さらに、この日は海況もかなり良好。
もちろん“外房基準”ではありますが、波風ともに穏やかで非常に釣りがしやすい状況。
「今日は青物でるかもしれない…」
そう思うくらい、雰囲気は抜群でした。
青物シーズン真っ只中。でもこの日は沈黙

GW以降、外房ではすでにヒラマサやワラサなど青物の釣果がかなり上向いています。
潮、海水温、ベイト。
全体的に見ても、完全にシーズンインした雰囲気。
実際、この日も「いつ来てもおかしくない」という空気感はありました。
しかし…。
なぜかこの日は青物の反応が薄い。
魚探には時折ベイトらしき反応は映るものの、追われている感じがありません。
鳥も少なく、海全体がどこか静か。

さらに気になったのが、海中に漂う白いモヤモヤ。
水中には白っぽい浮遊物が大量に漂い、岸寄りの潮がたわむ地形では、海面に赤潮のような変色も確認できました。
急激な海水温上昇によって、プランクトンが一気に増えた影響でしょうか。
海の中が少し不安定な印象で、その影響もあってか青物の気配はかなり少なめでした。
ジギングで良型イサキがヒット

そんな状況の中、今回遊んでくれたのはイサキ。
しかも餌釣りではなく、ジギングでのヒットです。
使用したのは、私のお気に入りルアーでもある
ムーチョ・ルチア の35g。
今回もこのジグが仕事をしてくれました。
ヒットしたのは30cmオーバーの良型が2匹。
しかも、どちらもかなり体高があり、よく引く。
ジグを食ってくる個体は、小魚や小型甲殻類などを積極的に捕食しているのか、サイズが良い魚が多い印象です。
カヤックの上では、このサイズのイサキでも十分スリリング。
青物とはまた違った楽しさがあります。
フックアウト連発…今後の課題も

ただし、今回はバラシも多め。
ヒット後のフックアウトや、取り込み直前の口切れが何度かありました。
特に良型ほど外れやすい印象。
原因としては、
・フックの劣化
・トレブルフックの掛かり方
・波によるテンション変化
このあたりが怪しそうです。
今後は、
・フックを新品へ交換する
・トレブルからシングルフックへ変更する
などを試してみたいところ。
カヤックは常に波で上下するため、シングルフックのほうが相性が良いかもしれません。
群れは映る。でも連発しない

魚探にはイサキらしき群れの反応もありました。
ただ、アタリは単発。
続けてヒットする感じではありません。
ルアーを見切られているのか、レンジやアクションが合っていないのか…。
今回はジグのローテーションをほとんどしなかったので、そのあたりも今後の課題です。
また、今回反応が良かったのは35g程度の小型ジグ。
ただ、外房は潮流とうねりが強いため、小型ジグだと操作感がかなり悪くなります。
もっと比重の重いタングステン素材を使い、さらに小さいシルエットにできれば、ヒット数を伸ばせたかもしれません。
胃の中から出てきた“謎ベイト”

持ち帰ったイサキは、どちらもかなり太っていて食べ応え十分。
そして毎回のお楽しみ、胃の内容物チェック。
出てきたのは、2cmほどに丸まった小さな生き物。
「なんだこれ?」
と思いましたが、形的には小さなイカか?カニ?エビ?の子供っぽい雰囲気。
おそらく、こうした小型のベイトを捕食していたのでしょう。
そう考えると、小さめシルエットのジグに反応が良かったのも納得です。
魚の胃袋を見ると、その日の“答え合わせ”ができるので面白いですね。
まとめ
GW以降、外房の青物シーズンはすでに開幕。
ただ今回はタイミングが合わず、ようやく出られた短時間釣行でした。
海況や海水温はかなり良く、「いつ回遊してきてもおかしくない」雰囲気は十分。
今回は本命青物には出会えませんでしたが、その代わり良型イサキが楽しませてくれました。
海の中は確実に夏へ向かっています。
次こそは、外房の青物祭りにしっかり参加したいところです。

