冬場はどうにも釣行から足が遠のきがちな私。
寒いので仕方ありません。
そんなときは釣具の整理などして、春からのモチベーションにつなげたいところ。
今回は私が最近ハマっているアシストフックの作り方について、さらっと紹介したいと思います。
最近はオーナーばりを始め各社からアシストフック自作用のアイテムなんかが発売されているため、誰でも簡単にオリジナルアシストフックを作成することが可能なんです。
針サイズやフックの長さや向きなど、独自に調整が可能なので、釣果にも影響するナイスなフックが自作できるかもしれませんよ。
アシストフックを作るための道具
アシストフックを作るために必要な道具と材料はこちら。
- ボビンホルダー(PE糸)
- ニードル
- 組糸(フックと結束する太い糸)
- 瞬間接着剤
- フック(針)
- ソリッドリング
とりあえずこれだけあればアシストフックを作ることは可能です。
それでは早速製作を始めてみましょう。
丈夫な組糸を作るのにニードルは必須
まず聞き慣れない、見慣れない道具がこちら。
ニードルと呼ばれる細い金属製の工具。
これは組糸と呼ばれる太い糸を2重にする道具で、強度のあるアシストフックを作るには必須のアイテム。
嬉しいことにオーナーのジギング組糸を購入した際に1本無料で付いてきました。
使い方を簡単に説明すると。
- 組糸の中にニードルを通して、途中で頭を出す。
- 反対側の先端の組糸を掴んで組糸の中に誘導する。
- その状態で引き戻すことで2重の組糸が出来上がる。
といった仕組み。
実際には片側にソリッドリングを通しておくことで結び目のない結束も出来上がります。
これで組糸の準備は完成。
ダブルフックにする場合はこれをもう1本作るだけ。
紐の長さも自分で調整できるので、オリジナルのフックを作成することが可能です。
ボビンホルダーがあると超楽ちん
先ほど出来上がったソリッドリング付きの組糸に、次はフックを固定していきます。
用意するのはボビンホルダーとフック、そして瞬間接着剤。
作業の流れはこんな感じ。
- フックに下糸を巻く
- 組糸を乗せてボビン糸でぐるぐる固定していく
- 最後に瞬間接着剤で接着して完成
下糸を巻いたフックに組糸を乗せます。
アシストフックの長さやフックの向きを調整したら、本締めして固定していきます。
一巻き一巻きに力を込めて強く固定していきます。
瞬間接着剤は刷毛タイプがおすすめ
要所要所で瞬間接着剤をペトリ。
瞬間接着剤は液状でハケが付いているタイプが塗りやすく使いやすいです。
今回使用しているのはダイソーの100円商品。
最後に留めを作って巻きお終い。
余った糸はハサミでカット。
糸はPEなので専用のハサミでカットすると綺麗に切れます。
オリジナルアシストフックの出来上がりです!
微調整で釣果アップを狙え!
先ほどの要領でアシストフックを量産してみました。
こちらはダブルフック。
フックの向きがそれぞれ反対を向くように調整しています。
アシストフックの長さを調整して段差にしてみたり、フックの種類を変えてサイズ違いの仕様にしてみたり、アレンジは多様。
まとめ
個人的に冬は釣り出かける機会が減るので、こういったアイテム作りに勤しむには絶好の時期なんですよね。
アシストフックって市販品を買うと結構いい価格だったりするので、ならば自作してみてはと思い立ったのが今回の作業のきっかけ。
最近は「オーナーばり(OWNER)」からDIY用の製品が販売されており、一式道具を揃えたとて然程高額にはなりませんでした。これは後々のコスパのことを考えても良い選択だったのではないでしょうか。
また詳しい作り方について、OWNERの公式Youtubeチャンネルで詳細まで丁寧に説明して下さっている動画がアップされているので、そちらを参考にすると非常にわかりやすかったです。