先日釣りに出かけた際にスマホを海に落としてしまいました。
気をつけてはいたのですが、ふとした気の緩みからいつもは仕舞わないフローティングベストの胸ポケットに入れてしまったんです。しかもチャックを閉め忘れて…。足元の針を拾おうとした瞬間にポロリ…チャポンといった具合です。
海水に落ちたスマホ(iPhone7)は案の定、ショートして再起不能のご臨終状態。
新しい機種代がかかる上、子供の成長を納めていた大事な写真も消えかなり大きなダメージを食らってしまったわけです。
物理的に落とさない収納方法のほか、妻からは「Googleフォト」「Yahoo!かんたんバックアップ」など万が一の写真バックアップ対策も取るように強く勧められました。
今回の反省を踏まえ、「絶対に海に落とさない」「万が一落とした時のバックアップ」等、海釣り時の安全なスマホの取り扱い方法について考えてみました。
ライフベストの胸ポケットは超危険!
先日釣りに出かけた際に海にスマホを落としました。
普段はジャケットかズボンのジッパー付きポケットに収納しているのですが、この日に限ってはフローティングベストの胸ポケットに入れてしまっていたんです。
釣行の際には必ず着用しているダイワのフローティングベスト。
釣りに必要な仕掛けやルアーケース、プライヤーなどの小物がたくさん収納できるとても機能的なベストで使い勝手が良く非常に気に入っているアイテムです。
ただこの胸ポケット、収納量が非常に多いので釣りに使う小物以外にも小腹が減った時の非常食なども入れていたりと、ポイポイ色々なものを詰め込んで使っていたのです。
そして案の定、チャックを閉め忘れた状態で前かがみになった瞬間に…ポチャン。
- 物の出し入れが多い=チャックの閉め忘れリスクも高い。
- 人の構造上、上半身は前かがみになれるので物が落ちやすい角度が発生する。
そういうわけで必然的にスマホが落ちる可能性が高まっていたわけです。
そんな危険な場所にスマホを収納してしまったのが今回の事故の一番の原因。
では、いったいどこに収納するのが安全なのか。
落とさない場所、落ちても大丈夫な携帯方法
- 収納場所を固定する
- 落ちても大丈夫なようにコードでつなぐ
場所を固定すれば落とさないように意識も働くだろうし、リーシュコード等で物理的に繋いでしまえば落下しても食い止めることができると考えたわけです。
そこで購入してきたのがスマホを収納す小物ポーチとスパイラルコード、そしてスマホケースの3つ。
【用意するもの】
- 小物ポーチ
- スパイラルコード
- スマホケース
それぞれを接続し、小物ポーチを腰ベルト付近に装着すれば完了。
欲を言うと、ケースも防水仕様のもの、小物ポーチの封はベリベリ(ベルクロ)がベストだと考えています。
封はカッチン式やチャック式の場合、閉めてしまえば鉄壁ですが「閉め忘れ」のリスクは付きまといます。ベリベリ式なら勝手にくっ付いて封をしてくれるので、簡単な上に安心。
ベリベリを後から縫い付けようかな…。
これでもう絶対に落としませんね。
余談ですが、それでも落としてしまったことを想定するなら。
「防水ケース」を使えば万が一落としたとしても浸水による故障は防げます。
中華製の安価モデルでも裸のままのiPhoneより防水面ではかなり安心できます。
ただしこのままでは自分の身から離れてしまう為、探すのは一苦労。
浅瀬で目視確認ができるレベルであれば回収は容易ですが、普段釣りをしているような水深がある場所、さらに夜間といった状況下では現実的ではありません。
「防水ケース」にプラスして「フロートストラップ」と呼ばれる浮力のあるストラップをiPhoneに取り付けておく方が安全ですね。浮いていれば網で回収することが可能ですからこちらの方が実用的。
私のiPhoneSEは重量180gほど。すこしゴツくなりますが余裕を持って浮力250g以上のものを選ぶと安心です。それからできるだけ目立つ色。可能なら反射板や蛍光塗料などが付いていれば夜間でも探しやすそう…。
写真はiCloud以外の無料ストレージサービスを利用する
それでも不慮の事故でスマホが逝ってしまう可能性は0とは言い切れません。
万が一このような事故が起きたとしてもダメージを最小限に食い止めるために日頃から心がけておきたいと思った事があります。
今回スマホが故障したことで一番ダメージを受けたのが「写真」。
家庭菜園や釣りの記録などはもちろん、子供の成長を納めていた大事な写真がなくなってしまったのはお父さんにとってはかなりのダメージ。幸い大きなイベントの写真は妻と共有していたためある程度は残すことができたのですが、それでも失われてしまった大切な写真は数え切れません。
もうこの様な惨事を味わうことがないように、こまめなバックアップを行うように心がけたいと思います。
iPhoneユーザーの私はiCloudに写真以外の情報を自動バックアップしています。
自宅に帰りwifi環境に接続すると勝手にアップロードしてくれる便利な機能。
ただしiCloudストレージに課金をしない派の私の容量は5GBと微々たるもの。
iPhone情報のバックアップをメインに使用している為、写真をバックアップ項目に含めると一瞬で容量オーバーとなってしまうため、対象から外して使用していました。
当然今回のように死亡したiPhoneから情報が抜き取れない状態でも、機種変更をして新しいiPhoneに情報を同期すれば直近の情報を復元することができましたが、写真だけは戻ってきませんでした。
「Googleフォト」や「Yahoo!かんたんバックアップ」で保存
iPhoneマスターの妻が利用している写真バックアップ方法を教えてもらいました。
「Googleフォト」と「Yahoo!かんたんバックアップ」、「Amazon Photos」
どれも無料で利用できる写真バックアップのオンラインストレージサービスです。
無料で使用できるストレージ容量は以下のとおり。
- Googleフォト…15GB
- Yahoo!かんたんバックアップ…無制限
- Amazon Photos…5GB
無料で無制限使える「Yahoo!かんたんバックアップ」はかなり頼もしい存在。
「Googleフォト」も有料サービスのGoogle oneで容量を増やしたり、「Amazon Photos」はアマゾンプライム会員であれば無制限使えたりはするそうです。
現在妻は「Yahoo!かんたんバックアップ」をメインで使用しているようですのでその使い方を簡単に教えてもらいました。
「Yahoo!かんたんバックアップ」はブラウザでの操作はできませんのでiPhoneにアプリをダウンロードして使用する運用になります。
バックアップまでの手順はいたって簡単。
- App Storeで「Yahoo!かんたんバックアップの」アプリをダウンロード。
- iPhone上でアプリを起動します。
- 初期の設定(Yahoo!のアドレスでログイン)
- アプリ起動と同時に自動バックアップを開始
バックアップが完了した画像はiPhoneのアプリ上から確認できます。
アプリ画面下の「データ確認」をタップすると保存されたバックアップデータを確認できます。
また、バックアップしてある画像を復元したい場合には、「復元」ボタンをタップして復元先のiPhoneを指定すればOK。
毎晩就寝前にアプリを立ち上げてバックアップを行うだけと非常に簡単なので、この手のアプリはかなりおすすめです。
まとめ
万が一手元を離れて落ちてしまっても、故障してしまっても大丈夫な手筈は整えられたのかなと。
不慣れな場所で釣りに夢中になると、どうしても気が散漫になってしまう場面はあります。
特に私の場合、ブログに載せる写真を撮ったりもするのでこういった場面は多くなるわけで。
色々と保険をかけましたが、とにかく「落とさない」に越したことはありません。
今回の事故に懲りて今一度気をつけるようにします、はい。