伊豆へ家族旅行へ出かけました。
伊豆といったら海。
海水浴ももちろんですが釣り好きの私としたらやはり竿も出したいわけで、
妻に懇願し釣りの時間をいただいたのです。
今回は下田港にある巨大な堤防でちょこっと釣りタイムです!
日程
2018年7月10日 中潮
04:00 下田福浦堤防
07:00 釣り終了
釣り準備
釣りができると決まり、いい大人の私ですが旅行+釣りの準備で旅行前からソワソワ。
割と旅慣れている私は旅行の準備はささっと済ませてしまうのですが、釣りの準備にはアレやコレやと迷いが生じてしまいます。
家族旅行だし、家族が楽しめるのが一番!
釣りの道具も絞って軽〜く釣りをするくらいの気持ちで行こう。
などと考えていたものの、
せっかく下田まで行くのだから…
青物も回ってくる季節だし…
泳がせで大物が…
などと荷物となる考えで頭の中がモゾモゾしてしまいます。
悩んだ結果厳選した道具は
- カゴ
- 泳がせ
- ジグ
結局いつも通り。
後悔したくないので色々と試したいという結果に落ち着きました。
そのかわり、早朝〜朝食までの時間限定です。
あとは現地での混雑具合などで判断します。
さて次は釣り場所です。
伊豆方面の釣りブログやグーグルマップなどを頼りに下田港近郊の釣り場を探したところ、
宿からも近く釣果も良さそうな「下田福浦堤防」というところに行ってみることにしました。
下田福浦堤防
下田港中腹には左右から突き出るように2つの大きな堤防があります。沖に向かって右から出ているのが「犬走堤防」、左から出ているのが「福浦堤防」でどちらも釣りができます。
今回は左側の「福浦堤防」に行ってみることにしました。
前日に下田でお世話になている宿のお兄さんに早朝の外出の確認をとったところ、場所柄釣り人も多いため早朝の出入りも問題ないということでした。
宿を4時前に出発し車で5分ほどの堤防へ向かいます。
人気の堤防ということもあり、きっと夜釣りの人がそこそこいるのかなと思っていましたが、
私が到着した時間には釣り人は誰もいませんでした。
堤防先端で贅沢に釣りをフルエンジョイさせてもらいます。
早速、ケミホタルを付けたカゴ仕掛けを投入します。
ウキ下は5mくらいで始めましたが、先端ということもあって随分と水深がありそうな感じです。
さて一息と思っていると、ケミホタルがジワジワ〜っと深く沈んでいきました。
あぁこの感じ、久しぶり。
下田のアジをゲットです。
その後も投入すると間も無くアタリがでます。
時々ムツも混じったり、といった具合。
そしてサバが混じり始めたところで、その後はサバサバ…。
思い切って棚下を10mくらいまで沈めてみるものの相変わらずサバの猛攻。
アジ釣りを諦め、人もいないことなのでサバを泳がせてみました。
その間はジグをシュッシュ。
何投かしていると何かヒットしたような。
していないような…ジグがエビ反って抵抗が重くなったような感覚が。
正体はイワシでした。
その後もサビキ部分にかかります。
7時を回った頃、日が昇り背中が暑くなってきました。
8時からの朝食に遅れるわけにはいかないので、この辺りで撤収といたします。
【本日の釣果】
- アジ…2
- ムツ…1
- サバ…多数
- イワシ…5
調理
持ち帰ったアジとムツは宿のお兄さんに塩焼きにしてもらい夕食に並べてもらいました。
一緒に並んでいるイサキ(上)は同じ宿のおじさんが釣ってきたもの。
たくさん釣れたということで、塩焼きのほか刺身もいただきましたがこれがまた美味しいこと!
スーパーでは割と安めのお魚の扱いですが、新鮮なイサキの刺身は一押しです。
例えていうならば、タイほどあっさりしていないけど身が締まっていて、ブリほど油が乗っていないけど程よい旨味。
たくさん釣れたということで、お土産を少しいただいて帰りました。
おじさん、ありがとうございます。
まとめ
旅行前は釣れる妄想が膨らみますね。
結局釣果は然程のものでもなく空振り感は否めませんが、何とも釣れそうな雰囲気のある堤防で久しぶりにワクワクと釣りをすることができました。
いやぁ〜絶対釣れそうな雰囲気なんだけどなぁ〜。
朝方やってきた地元の方の話では、沖の堤防ができる前はもーっとたくさん釣れていたそうで、その頃はすごい人出だったそうです。
堤防自体はかなり大きく水深もあり、釣り人も千葉に比べると少なく釣りがしやすいように感んじました。
釣果はイマイチでも嫌なおもいも何一つせず、のんびり釣り派の私には大満足な釣り場でした。
ゆったりとした気持ちで釣りをしていると、沖に投げたジグの向こうからペリーが黒船に乗って現れる気すらします。
「国ヲ開キナサーイ」