【アウトドア/虫除け】堤防で釣りをしたいたら『ヌカカ』に刺された。かゆい!!

ヌカカ 虫刺され アウトドア 陸釣り

みなさん「ヌカカ」って知っていますか?

私もこの「ヌカカ」という生き物の存在を、刺されて初めて知りました。

夏になると堤防や磯で発生するのがこのヌカカ。
まったり真夏の夜釣り海釣りを楽しむ私にとって彼らはまさに天敵。
特に風の弱い夏の夜に活発に活動をするようです。

刺されると非常に厄介なこのヌカカ。
その症状と対処法についてまとめてみました。

 

ヌカカとは

ヌカカ(糠蚊)は、ハエ目(双翅目)・ヌカカ科 (Ceratopogonidae) に属する昆虫の総称。体長が1mm-数mmほどの小型昆虫で、一部の種類のメスは蚊と同様に吸血動物となる。

和名のヌカカは、「糠粒のように小さい蚊」という意味から命名された。地域によってはイソヌカカ(磯糠蚊)やヌカガ(糠蛾)と呼ばれている。夏の水辺などをひと塊になって飛んでいる。

磯やキャンプ場などに棲息しており、身体が小さいために網戸などを抜けて人家に侵入することもある。蚊と異なり、刺咬された直後は刺された感触もなくほとんど痒みはないが、翌日以降に腫れと痒みが起こり、小さな水ぶくれができることもある。完治まで1週間以上かかることもある。
対処法としては、皮膚科医の診察を受けることである。医療機関では、炎症やアレルギー反応を抑える錠剤、痒みを抑える錠剤とプロピオン酸クロベタゾール軟膏を処方することが多い。
虫除けとしては、ジエチルトルアミド(ディート)を配した虫よけスプレーが有効といわれる。

Wikipediaより

症状と対処

先日友人と館山の堤防に釣りに出かけた際、その「ヌカカ」に刺されてしまいました。
刺されたその日は何も感じておりませんでしたが、翌日あたりからとっても痒くなってきたのです…。

思い起こせば、この小さな虫が手のひらにとまっていたなぁ…。

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そして翌日にはこんな感じに。

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初日は家にあったムヒを塗ってみましたが、ほんの気休め程度にしか効いていませんでした。

気がつくと痒くって患部をボリボリ。

これはいかんと、調べてみるとどうやらステロイド系の痒み止め軟膏が良いらしいということで、早速仕事帰りに薬局でこちらを購入してきました。

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友人も以前にヤブ蚊に刺された際にこれを使い効果が出たと言っていたので早速。

使用してみたところ、
翌日には腫れもだいぶ治り痒みはほぼ感じなくなりました。
少し赤い斑点が残る感じにまで治っていたので効果が出たのだともいます。

ヌカカ対策

長袖・靴下

物理的作戦。
できるだけ露出部を少なくするのが一番のようです。
ヌカカはとても小さいので、衣服の隙間から侵入される恐れがあります。
また針も細いので
薄手の布の上からでも針を通すことが可能なようです。
しかし長袖・靴下など、針の届かない少し厚手の布をまとっていれば容易に侵入を防ぐことも可能なようですね。

虫除け

一般的な虫除け(蚊用)は効果が薄いようですね。
一部「森林香」などは効果があるとの情報もあります。
またその他、ハッカ油にシトロネラやレモングラス、ユーカリなどのアロマオイルを混ぜたものも、効果がありそうです。
夏場などは清涼感も伴って良いかもしれませんね。

 

 

温熱療法

海釣りをしていると、ゴンズイやアイゴ、ハオコゼなどヒレに毒を持った魚が釣れることがあります。
私は未だ経験がありませんが、刺されると非常に痛いらしいです。
そのため釣り人の間ではそんなときの対処方法を耳にしたりします。その一つに温熱療法というものがあります。刺されたらすぐに熱いお湯に患部を浸すのです。
これは上記の魚の毒がタンパク質系であるため、高温にさらされると変質し無毒化するという事らしいのですね。(詳しくわわかりませんが…)
そしてヌカカの毒も同様にタンパク質(ペプチドと呼ばれる小型タンパク質)が主体なので、45℃以上の熱いお湯で熱変質させ洗い落とせば、刺された部位の痒みや腫れを防げるのだそうです。ただし刺されてから出来るだけ早い段階にのみ効果があるそうです。
とは言っても、このヌカカは刺されてもしばらくは気がつけませんので…そのような疑いがあればできるだけ早めに。

 

まとめ

これからは海に行く時もヌカカの存在を意識して行動しようと思います。
基本的には物理的な対策(長袖・靴下)ですね。

それから、ヌカカは小さな虫なので、風があるときは発生しないようです。
無風の釣り日和の日には特に注意が必要ですね。

 

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