この寒い中、娘が釣りに行きたい!キャンプしたい!というので南房総に出かけてきました。
さすがにこの寒さの中でのテントは子供には辛いので車中泊します。
今回はファミリーフィッシングとなるので、車が近くに止められて、トイレもある釣り場に向かいます。
日程
2018年12月22日~23日 大潮
16:30 釣り開始
09:00 釣り終了
釣り
今回は長女と二人、南房に釣りに行ってきました。
お遊戯会の役も無事おわり、幼稚園も冬休みに入ったということで長女念願のファミリーフィッシングに出かけることになったのです。
だいぶ冷え込む季節になってきましたが、しっかりと防寒対策を行えばまだまだ心地よく釣りを楽しむことができそうです。
ということで、しっかりと装備を整えて釣りに出発です!
出発は土曜日の午後。
昼食後にゆっくりと出発したので南房に到着したのは陽が傾いた16時過ぎ。
スーパーで食事や餌の調達をし、釣り場に着いた頃にはすっかり陽が沈みあたりは薄暗くなっていました。
今回は長女の希望で「釣り」と「車中泊」を楽しむことを目的としています。
まずはサクッと釣り仕掛けを投入し、夕食の準備に取り掛かります。
夕食といっても、キャンプのように手の込んだものではなく、簡単な即席料理。
スナックやおつまみチーズ、バーナーでお湯を沸かしカップラーメンを作ったり、缶詰を温めたりするだけの何ともインスタントな食事。
普段食べているお母さんの美味しい手料理には到底敵わないはずですが、この非日常的な食事は目新しいようで雰囲気を楽しんでいます。
うまーい!あったかーい!と小さな喜びを楽しんでいるようす。
さて、外はというと小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気です。
車内に食事の場を移し、後部座席を倒したリア空間でプチパーティをしながら外のウキを見張ります。
小一時間ほど車内でくつろいでいたのですがふと窓の外に目をやったところ、ぼやっと緑の光を発していたウキの灯りが見当たりません。
窓が曇っているせいかなと拭いてみても、うぅ〜ん、見当たりませんね。
外に出て確かめてみても見当たりません。
釣り人もなく静まり返った港に、カタコトと竿の方から音が聞こえます。
ヘッドライトの明かりをつけて竿を探したところ、音のなる竿が海面に深くしなり込んでいます。
慌てて竿を立てると重〜く、ずっしりとした引き。
頑張って巻いてみれば巻けるのですが、引かれるとジージーとラインを引っ張られてしまいます。
ドラグを締めて強引に巻いてみると、何とかウキが浮かんで見えるところまで近づいてきました。
長女にタモ網を取ってもらい、「さあ大きな魚を釣り上げるぞ!」ともうひと寄せしたところ…プツん!
残念ながらナイロン3号ではこの大物は釣り上げることができませんでした。
ずっしり重くて、何だか平べったい感覚。
あの…あれ。
エイを釣った時の感じに似ています。
ヒラメは釣ったことがないので分からないのですが、なんだか平べったいベタッとした感じ。
たとえエイであったとしても、せっかくなので長女の前で大物を見せてあげたかったのですが。
残念。
すっかり真っ暗になり潮も下がりあたりも無くなくなりました。
隣に停めていた車に戻ってきたおじさんと話をしていると、どうやら館山近郊ではアジの釣果が上がっているようです。場所によってはカマスも溜まっているみたいですね。
それではと、夜のうちに少し場所を移動して朝マズメに期待をかけます。
訪れたのは内房の港。
朝マズメまでまだ時間があるので車内で仮眠をとります。
長女は既に熟睡中です。
マズメ前4:00に起床して釣り場の堤防へ移動します。
眠いけど釣りたい…でも眠い〜と言っていた娘ですが、釣り場へ移動するとどうやら釣る気が満ちてきたようす。
早く自分の仕掛けを作って欲しいと、プレッシャーをかけてきます。
さぁ仕掛けも出来上がり2本の竿を並べます。
しばらくアタリは出ませんでしたが、日の出前に少し先に投げた自分のウキが沈みました。
アジです。
その後、投入後にポツポツアタリが出ます。
ふと手前に落とした娘のサビキに目をやるとピクピクとウキが沈んでいるようないないような。
引き上げるとこちらにもアジがかかっていました。
どちらもマアジのようです。
日が上がると周りではカマスが釣れているようです。
仕掛けはみなさん様々ですが、カマス用のジグサビキや小型のミノー、シンカー付きのワームなど。大きいものは40cmほどの太〜いカマスをあげている方もいました。
私も便乗して釣れないものかとアジ釣りに使用していたサビキにジグをつけてチョイ投げしてみましたが、釣果はならず。隣のおじさん情報では前日までは何を投げても釣れていたようですが、雨が降ったせいかこの日はそれほどアタリは芳しくなかったようです。
カマスは釣れませんでしたが、餌をつけたサビキには色々な魚のアタリが出てきました。
ちっちゃいメバルや
手のひらより大きなタカノハダイや
はて、なんでしょう?フエフキダイ?それともベラでしょうか?
なんだかんだと色々な魚が釣れて満喫。
さて日が昇りお腹がグーグーと鳴ってきた朝9:00、収竿です。
釣果
アジ…30匹
ハゼ…1匹
タカノハダイ…1匹
メバル…1匹
フグ…数匹
調理
たくさん釣れたアジはフライトとなめろうに。
残った中骨はカリカリにあげてアジせんべいにすれば、カルシウム満点の子供の良いおやつに。
まとめ
親子揃って寒い寒いとぼやきながらも、楽しく釣りをしてきました。
地上の冷え込みに比べまだまだ暖かい南房の海水。
魚たちもこの暖かい海水に集まっているせいなのか普段よりもよく釣れます。
今の南房は朝夕のマズメにはどこの釣り場でも魚の活性が良いようす。
そして小魚を追うフィッシューイーターの活性も同じく。
実際にアジやカマスの釣れていた時間にはあちこちでバシャバシャとエラを洗うシーバスのしぶきの音が聞こえてきました。
寒いけどまだまだ楽しめそうな南房ですね。