フィッシンググリップを買い替えました。
先日海に落としてしまいまして…。
新しく購入したのはシマノの「ライトフィッシュグリップ(CT-981R)」という製品。
以前まで使用していた第一精工の「ワニグリップMC」と比べると軽くて携帯性に優れています。樹脂製ですが強度もあり掴みご耐えも十分。
今回は目の引く赤色をチョイス。
もう海に落としませんよ!
ライトフィッシュグリップ(CT-981R)
魚体を挟むだけでなく、つかむことも出来る。進化したフィッシュグリップ。
●両サイドとセンターの3本刃で釣魚をがっちりキープ
●D環を挟んでバックなどに取付可能
●先端部は小魚の口をつかめるミニグリップ機能搭載
●フィット感を高める滑り防止デザイン
●ワンタッチ開閉できるイージーロック機構
●刃が重なりコンパクトに収納可能
シマノから発売されているライトフィッシュグリップ。
色はブラック・シーグリーン・サンレッドの3色。
サイズが小さめの「ミニ」もあります。
私は通常サイズのサンレッドをチョイスしました。
【スペック】
〈シマノ〉ライトフィッシュグリップ
サイズ:210×30×30mm(ミニは150×26×29 mm)
素材:ガラス強化ナイロン樹脂
重量:61g(ミニは不明)
〈比較〉第一精工の「ワニグリップMC」
以前まで使用していたのが第一精工の「ワニグリップMC」という製品。
それまで使っていた安物のふにゃふにゃフィッシュグリップでアイゴを掴んだ際に、暴れられて毒針に刺されてしまった事件を機に買い替えたものでした。
ワニグリップには「MC」「ミニMC」「エアー」の3種類のモデルがあるのですが、私が使っていたのは「MC」という通常サイズのモデル。今回のシマノのライトグリップと比べると5cmほど長い感じです。
ちなみに「ミニMC」はその名の通りコンパクトに、「エアー」は素材が強化カーボンプラスチックで構造も進化してさらに軽くなっています。
「ワニグリップMC」の特徴は何と言ってもグリップ力!
他のモデルと違い、素材はカンカンと音のなる非常に硬い素材。金属製だったのかな?素材については第一精工HPにも記載がなかったので詳しくはわかりませんが、見た目ほど重くなく結構軽めのものでした。
非常に硬い素材ということもあり、握った力がそのままグリップ力になる為、名前の通り魚を逃しません。また、少々乱暴に扱っても壊れそうな雰囲気はなく長く使えそうだなぁと思っていたのですが、海にポチャン…。なんとも残念な最後でした。
今回も同じものを購入しても良いと思えるほどだったのですが、せっかくならば違うものも試してみたいと思いシマノに浮気した訳です。
【スペック】
〈第一精工〉ワニグリップMC
サイズ:260x36x32mm
素材:不明
重量:130g
軽い!ランガンには最高のお供
「ワニグリプMC」の130gと比べると半分以下の重さ。
非常に軽い。
素材はガラス強化ナイロン樹脂という結構硬めのもの。
さすがこの辺りはシマノの設計者。素材が軽くても構造がしっかり考えら精巧に成型されているので強い。全くしなりません。
軽さと強度を持ち合わせた中々ニクい奴です。
私のようにフィッシュグリップをバッカンやクーラーに引っ掛けてしまう人には然程重要ではありませんが、磯釣りやランガンでフローティングベストにくっ付けて使用するアングラーには有難い軽さ。
「つかめる」だけじゃない、「つまめる」!
構造上の注目点。それが先端の細くなっているグリップ。
ここで下顎グリップのように魚の口を「つまむ」ような使い方もできます。
メゴチバサミと下顎グリップの美味しいところを取ったような構造のニクい奴なのです。
握り易いグリップ構造、しかも薄い!
さすがシマノさん。握り易い。
上下にアシンメトリな構造のグリップは、しっくりと手のひらにフィットし非常に使い易い。
握ってみればすぐにわかります。
それに見た目も素敵。
噛み合わせも抜群に良好!
上下の歯の幅が絶妙に違うので、極限まで平べったく収まります。薄っ!
片手で簡単に開閉できるイージーロック機構付き!
こちらは以前に使用していたワニグリップと同様のつくり。
グリップを閉じた状態で、お尻についているツマミを引っ張るとロック。
押せばロックが解除されて開閉可能になります。
使っていない時に開いていると邪魔になるので閉じておけるのは嬉しいですね。
実際に魚がかかった時には片手でフィッシュグリップ持ち、お尻のロックをポンと体に当てれば解除できるのでとってもスマート。
お尻のツマミにはカラビナやコードを付ければ落下防止になります。
まとめ
軽くて、握りやすくて、使いやすい。
これは買って正解のいい製品でした。
さすがシマノさん、構造もしっかりと考えていらっしゃる。
リーシュコードも付けたし、もう落としませんよ!