カヤックやSUPなど海面に近いパドルフィッシングで魚探を使っていると、どうしても魚探に水滴が付いてしまいますよね。
丸洗いできない精密機械だけに塩水による腐食は懸念されるところ。
今回は海水の飛散を防止する目的で魚探にフードを自作し取り付けてみました。
材料はダイソーのプラスチックケース。
カスタマイズ後は水滴も防止できるうえ、遮光もできて画面が見やすくもなります。
水飛沫や反射を防ぐフードがほしい

私はホンデックスのPS-611CN2というモデルの魚群探知器を使用しています。
ただ、カヤックで魚探を使っていると、海水の付着がどうしても気になってしまうのですよね。
パドリングや海風などで飛沫が舞うためどうしても機材に水滴が付いてしまうみたいです。
他の釣具同様に水で丸洗いできれば問題ないのですが、精密機械の魚探はそうはいきません。
防水をうたってはいますが、シャワーの水を直接かけるようなことはNG。濡れた布巾で塩水を拭き取っていたのですが、面倒な上に完全な拭き取りはできず、翌日には塩の塊が現れているようなことも。
魚探の裏面には金属製のネジが数箇所あるため、このままではいつか腐食してしまうかも…。
そこで魚探にフードを被せることにしました。
ホンデックスから専用のフードも販売されているのですが、予算を抑えたいお父さんは自作してみようと試みたわけです。
ダイソーのプラケースで自作しよう

PS-611CN2の取説を確認すると寸法は上記の画像とのこと。
そうすると、下記寸法をクリアしたケースを探せば良いということですね。
- 幅は135mmより少しだけ大きくて
- 高さは173mm以上
- 奥行きは63mm以上

早速ダイソーの店舗に足を運びサイズに合いそうな箱を物色。
見つけ出したちょうど良さそうな白いケースがこちら。
寸法は幅145mm×奥行き(高さ)252mm×高さ(奥行き)161mm。
魚探本体でいう(高さ)と(奥行き)は多少大きめにとってよいので、実物と照らし合わせて適当な長さでカットすることにしました。

続いて、魚探本体とフードを止める付属ネジに噛ませる為、ちょうど良い大きさの穴を開けます。
今回はチンチンに熱したドライバーでプラスチックを溶かして穴を開けてしまいます。

適度な大きさの穴ができたら、冷めて固まるのを待ちバリ取り。
カッターの刃を面に押し付けて削り切ると綺麗に仕上がります。

完成したフードを挟んで付属ネジで固定したら完成です。

横から見るとこんな感じ。
裏面の振動子に繋がる配線はカバー下部にできた隙間から丁度良く引っ張ることができました。
まとめ

実際に釣行で使用してみました。
太陽光の反射は、以前よりもだいぶ抑えられ見やすくなっていました。
ただ、早朝など入射角度が低い時刻はもう少しフードが深いと良くカバーできたと思います。
水飛沫については、かなり効果あり。
特に裏面への飛沫がなくなり、懸念していたネジの窪みへの水滴がなくなったのは嬉しいところ。帰宅後の清掃も軽い拭き取りと注油程度で済み、非常に効果が現れたDIYだったと満足です。