8月の後半。
外房勝浦方面に子供と釣りに出掛けてきました。
海水浴を終えた夕方に、近くの漁港護岸でちょっと釣りをして帰ることに。
アジやサバなどを狙ってサビキ釣りのほか、足元の水中を泳ぐ小魚の大群もねらってみることにします。
小さな魚を釣るには、小さな針ということで取り出したのは、トリックサビキ。
今回は勝浦の漁港でのファミリーフィッシングの様子をふりかえります。
海水浴とセットで堤防釣り

お盆を過ぎた夏休み終盤。
以前から釣りがしたいと言っていた次女とサビキ釣りをすることにしました。
この日は勝浦へ海水浴へ行く予定だったのですが、その帰りに釣り時間をフィックスすることにしました。
訪れたのは海水浴場から近い小さな漁港。
護岸で子供でも簡単に扱えるサビキ釣り(ちょい投げ)をすることにしました。
子供は竿の扱いに慣れていないので、ちょいと投げるのはお父さんがやってあげることにします。

餌はコマセカゴに詰めるアミエビ。
海水浴前に立ち寄ったヤックス(アタック5)大原店で一番小さいブロックを購入し、自然解凍しておいたものを使用します。
基本的にサビキには付け餌は必要ないのですが、どうしても釣らせてあげたいお父さんは付け餌も保険購入。
小魚にはトリックサビキ

足元を覗き込むと、先ほどから小さな小魚の群れが行ったり来たりしていました。
カゴサビキのウキはぴくりともしないため、少々飽き気味の次女。
せっかくなら何か釣らせてあげたいところなので、この足元の小魚を狙ってみることにします。

ただ、サビキ仕掛けでは対象魚が小さすぎるので針掛りはしません。
そんな時に私が使うのがトリックサビキ。
小魚や食いの渋い豆アジなんかを釣るさいにも役に立つ仕掛けです。

普通はトリック仕掛け用のバケツで餌となるアミエビを付けるのですが、私はコマセを落として魚が群れているとこにトリックサビキを投下するだけ。
反応がない時は少し上下にサビいてあげると、掛かります。

早速トリックサビキに掛かったのは体長5cmほどの小魚。
群れの正体はアイゴの幼魚でした。
ちなみにこのアイゴというお魚はヒレに毒を持っているので要注意。
幼魚でもしっかり毒があるので針を外す際はフィッシングハサミなどを使って慎重に。
私も過去にこの毒に刺されとても痛い思いをしましたが、とてつもなく痛いので気をつけてください。
ただ、毒針を切り落としてしまえば、普通に食べられるお魚なのでお持ち帰りは可能です。
人により好みは分かれますが、良いサイズのものが釣れたら一度食してみるのもいい経験ですよ。
捌く際には苦玉と呼ばれる内臓にある緑色の臓器を潰すととても臭いのでご注意を。

こんなに小さな魚ですが、次女にとっては楽しいみたいで、水汲みバケツに入れたアイゴの幼魚をじっと観察していました。
ただ、ウキは一向に沈む気配を見せず…。

陽が落ち空が真っ赤に染まった18:30。
本日の釣りは終了です。
釣果はアイゴの幼魚2匹と、サビキカゴに噛みついてきたハリセンボンのみですが、次女は結構満足気味のようす。