浜まで担いで行き、後はズルズルと引きずるため、普段はあまりカートを使用する場面が少ない私。
それでもポイントによっては、ちょっと距離があるなぁというような場所もあり、とりあえずという感じで一番安いモデルを購入したのですが、これがちょっと使い勝手が悪くて…。
私が購入したのは「自立しないカヤックカート」。
使ってみて分かりましたが非常に使いずらい。
いくら安くてもこれはお勧めできません。
それでも、何とか使えるようにと身近にあるパーツで簡単なカスタマイズすることにしました。
今回は「立たないカヤックカート」を「立たせる」方法についてご紹介します。
カヤックカートは自立するものを買うべき!

いままで使ったことがなかったため知りませんでしたが、カヤックカートは自立しないタイプが存在します。
私が購入したのはTemuで販売されていた格安モデル。
一番安いものをと購入したのですが、これが凶とでました。
カヤックカートの構造上、車輪が地面と接しているため、車輪以外に接地面がないとタイヤが回転して倒れてしまいます。
そのため、大抵のカヤックカートには脚が存在します。
しかし今回私が購入したモデルには脚が無かった…。
そのため自立しないのです。
カヤックを乗せるために自立してスタンバイしておいて欲しいのに、自立しないのです…困った。
棒とバンドで脚を作り立たせる

そこで身近にあるアイテムでどうにか自立させようと試みました。
今回使用したのは、竹の棒と楽らくアンカーバンド(15cm)というアイテム。
この二つのアイテムで脚を作り、自立させます。
竹の棒はカヤックカートの高さに合わせてノコギリでカットしておきます。
ちなみに竹を切る場合は節のすぐ上でカットすると、筒の中に水やゴミが溜まりにくいため腐りづらく長持ちします。
庭木や畑の支柱に使う際にはこのことを覚えておくと役に立ちますよ。
出来上がった竹の棒を先ほど用意したアンカーバンドで留めて完成。
まとめ
カヤックカートは自立するものを強くお勧めします。
もし自立しないモデルを買ってしまって困っている方がいたら、今回の記事が参考になると嬉しいです。
今回使用した「楽らくアンカーバンド」は元々農業用資材で支柱同士を組んで固定する際に使用する便利アイテム。
最近は似たような形状のゴムバンドを100円均一でも見かけるようになりましたが、持っていると色々な活用場面があるのでお勧めです。
農業資材というだけあり丈夫にできてるため耐久性もかなり良く、長期間の使用に耐えることはもちろん、多少強引に引っ張ってもちぎれることはありません。
サイズ展開も豊富なので、色々なものを束ねるのに役立ちます。
ただ重量のあるものをガッチリと固定するように太めのゴムで作られているため、タックルケースやロッドなどを束ねる際には細めのタイプが使いやすいかと思います。

ドライスーツを持っていない私は秋冬カヤックで入水時に出来るだけ水が服に浸水しないように足元を縛るときなどに使用しています。出廷後はすぐに取り外しできるので足が鬱血することもありません。

