訪れたのは南房館山。
青物やソウダガツオ、シイラなど、夏のお魚釣果を聞くようになった南の海で、カヤックを浮かべて釣り開始です。
そして、表層フローティングミノーに喰らい付いたのは夏の定番シイラ!
立秋の南房には南国のお魚がたくさん

本日は南房館山にカヤックフィッシングにやってきました。
気象予報は風速1〜3m、波高0.2m。
雲が多めでこの時期にしてはとても涼しく、絶好の釣り日和となりました。
ここ最近の釣果としては、シイラやソウダガツオなどが多く釣れているようですが、釣り場であった方々はイサキも釣れているらしいと仰っていました。
期待を膨らませ、穏やかな海へ気持ちよく出艇です。
早速出た、シイラ!

本日はジグorジグヘッド+サビキの竿と、ミノー用に竿を2本積んで出艇しました。
水深15mほどの割と浅い場所で時折魚の群れのような反応が出たので、サビキ付きのジグを落としていましたが、アタリはなし。
少し沖の方まで出た潮目付近でフローティング系のミノーを投げていると、ガツっと強いアタリが…。
釣れたのは体長40cmほどの小さめのシイラ。
小さくても引きは強く、元気よく飛び跳ねてくれたりと、おもしろいファイトを見せてくれました。

外海に通ずるこの辺りは風がなくても潮の流れが効いているので、頻繁に自分の位置を確認しないと結構流されていることがあります。
また、定置網がある場所なども海図アプリなどで確認できるので出艇前に下調べして頭に入れておくと安心です。
少し流されたので戻りつつ、潮目や浮遊物の溜まるポイントを探っていると、またもやガツン!
先ほどよりも強い引き。
寄せてきたかと思ったら、目の前で大きなシイラが大ジャンプ。
海面から水色に輝く魚体が飛び出してくるのはちょっとテンションが上がりますね。
ちなみにこのシイラというお魚。
普段はこのように青やエメラルドグリーンの宝石のような色をしていますが、釣り上げると緑や黄色に色が変化します。
一説によると体の色は自分の身に危険が迫ると変化すると言われ、ファイト中から通常色の青から危険色の黄色へと変色していくそうです。
この色の変化は群れに危険を教えるためなどと推測されており、アジなど群れで泳ぐ魚にも同様の体の色(模様)の変化は見られます。
そういうことならば、ファイトが長引いたり、バラシが発生すると仲間のシイラが危機を察知すると群れが散ってしまうということになるのかもしれませんね。
思い返せば、カゴ釣りでも同様の釣果傾向があり、釣り上げたアジを手元でバラしてしまうと群れが散り釣れなくなるということがよくありました。
魚って賢い…うん。
本日の釣果

- シイラ…4匹
本日のヒットルアー

本日一番活躍したルアーは、テロテロ君75F。
画像真ん中に映る「イナッコレンズ」カラーのフローティングモデル。
4匹中3匹はこのテロテロ君のヒットでした。
少し番手低めのリアフックに変えていたのですが、伸ばされている状態。
もう少し太めのものに変えておこうと思います。
右のG コントロール「カタクチ」では1匹。
左側のPenny Suck 99SPは1バイトばらし。
アクションがワイドウォブリング気味で、アピール力はあるけど食いつきずらかったのかもしれません。
皆共通して表層でのヒットでした。
近海のベイトはカタクチイワシ

持ち帰ったシイラを美味しくいただくべく、捌いていきます。
改めて見返すと、本当に独特なフォルム。

胃の中を確認すると、出るは出るはカタクチイワシ。
サイズは7〜8センチほど。
胃袋パンパンにカタクチイワシが詰まっている個体もいましたが、こんなに食べていてもまだルアーに食らいつこうとするのだから、その食欲は凄まじい。
釣りの後は住吉飯店で食いギマリ

勝山漁港近くにある老舗中華屋「住吉飯店」に立ち寄りました。
ここ住吉飯店のウリは何といっても大盛り。
定番メニューの「エビそば」を注文しましたが、運ばれてきたのは明らかに大盛りサイズのどんぶり。
麺が埋もれて見えないほど具沢山に盛り付けられた器にはエビやキクラゲ、炒め野菜が今にも溢れ出そうなレベル。
油断すると食べきれないほどの大盛りなので、お腹の空き具合と相談してから入店した方が良さそう。

結構広めな駐車場がお店の裏にありました。
車はたくさん停められそうですが、訪れた土曜日の開店11:00過ぎにはすぐに席が埋まるほどの人気ぶりなので、時間帯によっては少し待つ覚悟は必要かもしれません。
ふう、お腹いっぱいになり帰路へ。


