今年の梅雨はあっさりと明けたようです。
そして南房ではソウダカツオが釣れ始めたという話も聞くようになりました。
そういう訳で、初夏の館山へソウダカツオを釣りに!
…行ったのですが、予想外の大物が出現しました!
日程
2018年7月3日 中潮
16:00 館山
20:00 釣り終了
いつでも現れるサバの群れ
今回は時間がとれたので夕方から夜通し朝まで釣り予定です。
到着したのは夕方前。
館山の釣り場をいくつか見て回りましたが、この時間の釣り場はどこも思っていたほど混雑していません。
ソウダカツオは朝から狙うとして、まずはアジ調査です。
カゴ、足元サビキの両竿をセットして一休みしようと思ったのですが、どちらの竿も投入するとすぐにアタリが出ます。
そう、サバさん達です。
また少し大きくなってもう小サバとは言えないサイズのものもちらほら。
カゴ仕掛けの方にもサバさんの猛攻を避けるため、棚を思い切り深くして回避することにしました。
ここまで深くすればサバさんにも気がつかれません。
サバさんの猛攻を回避すると静かなもので、アタリがないまま静かに日が暮れてゆきます。
しかし、これはこれで少々寂しいもの。
少し浅くしてサバさんにツンツンしてもらおうかな…という甘い誘惑に誘われたりしますが、グッとこらえ深ダナで孤独感と戦います。
日没後に竿をしならせる大物がヒット
ふと辺りを見渡すと釣り人は随分と少なくなっていました。
数人のルアーマンが残る程度です。
日が落ちトワイライトな空色に入った頃、カゴ仕掛けの竿がガタゴトと音を立てました。
サバ回避後アタリが遠退いたため諦め気分でボーっとルアーマンのキャストを眺めていた私。ウキの沈みなど全く見ていませんでした。
近頃はこんなアタリばかり。ウキなど付けずに鈴でも付けておいた方がよっぽど良いのではないかという気すらします。
さて、すっかり放置気味だったカゴ仕掛けの竿を立てると割と重い感覚。
座布団でも引っ掛けたかというようなズシッとした重みと、時折ズンズンと強く引き込む生体反応を感じます。
サバ回避のためにかなり深くタナを落としていたので…もしやこれは底物?
そういえば友人がよく平べったくて尻尾が尖ったヤツを釣っていたなぁ…あれかぁ…ヒィィ!などと海底を泳ぐ謎の魚の想像をしておりました。
それにしても重い。
然程ドラグを緩めていたわけでもないのにジージーと出てしまう始末。
どうせエイだろうと思い、ラインブレイク覚悟でドラグをきつく締め力一杯引き寄せてみました。
すると、しなる竿の様子を見ていた隣のルアーマンの方が
「大きいですね。タモ入れ手伝いましょうか?」と声をかけてくれました。
内心はエイだから恥ずかしいなぁ…と思いつつも
親切に甘えてみると、魚影が浮かび上がってきました。
白っぽい…平らな…そうエイのお腹が見える…
…と思ったら魚!
あれ?タイだ。しかも真鯛っぽい。
完全に意表をつかれ、どうしたものかと呆然としている私。
「タモの方に頭ふってもらえますか〜」と、なんとも手慣れたルアーマンさんの誘導にあっさりフィッシュオンです。
綺麗なマダイ。
感謝です。ルアーマンさんありがとうございました。
本日の釣果
- サバ…多数
- イワシ…多数
- マダイ…1(43cm)
まとめ
ソウダカツオを釣りに行ったはずだったのですが、マダイが釣れて満足してしまった私。
気力は朝まで持ちませんでした。
まあ、これだけの釣果ですから帰っても良しということで。
https://sizenlab.com/2023/03/27/turi_aji_sabiki_sotobou/