【釣り/外房】ライトなショアジギングロッドでワラサをヒット!強烈な引きが堪りません!

(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯/ヒットルアー(ブルピン・コットン) 陸釣り

今年は「マグロが豊漁」というニュースをよく見聞きします。
じつは例年になく海況が好ましいのが今年(2023年)の太平洋の特徴なんです。

黒潮が大蛇行して北上し、冷たい親潮が南下しづらい今年の夏の日本沿岸の太平洋。
そのため、暖かい海流に乗って大型の青物たちが沿岸に寄って来て居るみたいなのです。

そんな太平洋に面する外房・房総エリアの海ではイワシが接岸し、それを追う青物(ブリやカンパチ)がまた接岸。あちこちにナブラが起きて活性の高い状況が続いています。

今回はそんな外房の海での釣行の様子を振り返ってみます。

(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯

日程

2023年6月16日(金)中潮

03:00 釣り開始
12:30 釣り終了

アジ釣りのはずがワカシをゲット

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久々の平日釣行です。
家のことが忙しくて、しばらく釣りに出かけることができなかったので、この日はたっぷり大好きなアジ釣りを堪能しようとやってきた外房の海。

波も風も少なく、なんとも心地よい釣り日和。
解凍してきたオキアミを付け遠投したら、ビール缶を取り出し、どっかりとクーラーボックスに腰をかけたら、沖に浮かぶウキを眺めながらのチルアウトタイム…。
そんなまったり釣行を想像していたのですが。

沖の方でジャパジャパと海面が騒がしくなり。
トビウオが飛び跳ねたかと思うと、またジャパジャパ。
大きな魚がガポッと海面に飛び出したりして。

あぁナブラだ。

ショアジギロッドを取り出しナブラ打ち

普段は釣り場で見届け係のショアジギロッド。

この日も持参はしつつも、後方に立てかけお留守番を予想していた訳ですが、本日に限っては事情が違いました。

まったりとチルアウト時間を楽しんでいた私ですが、目の前で繰り広げられる捕食劇を見せられてはジグを振るわずにはいられなくなってしまいました。

さあ、いざナブラに向かってジグをキャスト!

ちなみに、私のタックルはメジャークラフトの4pcs Light Shore Jigging用ロッド「CRX-964LSJ」。

30-50gまでのジグを投げられる少々硬めのライトショアジギロッド。
4本継ぎでコンパクトなため携行性に優れ、いつでも持ち運べるのが利点です。
過去にはグアムの家族旅行にも同行させて、カスミアジを釣り上げてくれた相棒ではあるのですが、はたしてブリクラスの青物にも通用するのかは未知数。

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(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯/ヒットルアー(ブルピン・コットン)

すると3投目にヒット。
少し長めのフォール間に食らいつきました。

思っていたよりも引きが強くなかったので、根を避けて少し強引にでも引き寄せられるかと思っていたのですが、そう上手くもいかず、ドラグがキュルキュルキュル〜!

散々走られしまったのですが、運良く根に潜られることもなく、いざMYターン。
ロッドの強度を信じドラグを少し締め直し、隙あらば少々強引に寄せる作戦で参ります。

何度か頭を戻されドラグを回されましたが、観念して海面に頭を見せたので一安心。
波に乗せて岸にライドオンして勝負あり。

ライトタックルギリギリのイナダorワカシサイズの大物でした。

(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯/ヒットルアー(ブルピン・コットン)

フロントのアシストフックにしっかり食っていたのでバレることなく取り込みできました。

ヒットルアーは、「マリア(Maria)  ムーチョ・ルチア 68mm 45g (コットンピンク)」。
友人からの頂き物のメタルジグ。

ライトショアにしてはやや重めですが、50gまで投げられる「CRX-964LSJ」ではちょうど良い重みで、かなり飛距離も出せます。

持ち合わせのジグは30g前後が多かったので、岸からやや遠いナブラを狙うには丁度よかったです。


(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯

計測したろころ、61cm。

めでたくワカシサイズでした。

イワシが居るところに青物も居る

(房総釣果)ワカシ・ブリ【ショアジギング】ルアー/堤防・地磯/イワシのナブラ

普段からよく訪れる釣り場でしたが、これほど青物の気配を感じたのは初めてでした。

その理由はやはり、ベイト。

周囲にはイワシと思われる小魚がたくさん泳いており、これらを捕食するために追いかけて集まってきたのでしょう。

【釣り飯】いざワカシ三昧!

ワカシの刺身/レシピ/漬けと竜田揚げ/ブリ

現地で血抜きをしたワカシをしっかり冷やしながら持ち帰りました。

青物は鮮度の劣化が早いので、美味しく持ち帰るには血抜きは必須。
エラをナイフやハサミで傷つけ(切り込み)海水につければ勝手に血が抜けます。

ストリンガーがあれば釣った魚のエラに掛けて海中に入れられるのですが、準備のない場合には浅い潮溜まりなどに入れておけばOK。

可能ならエラと内臓も取ってしまうと更に新鮮に持ち帰ることができます。

程良い脂のワカシは万能食材

【ワカシ(ブリ)レシピ】昆布締め刺身/レシピ/漬けと竜田揚げ/ブリ(血抜き方法)/フライおすすめ

さて、今宵のレシピはというと。

  • 刺身
  • 竜田揚げ
  • アラの煮付け

ワカシ→イナダ→ワカシ→ブリとサイズごとに呼び名を変える出世魚のブリ。
それぞれの成長段階で脂のノリが違い、適した食べ方があるみたいです。

ブリはやっぱり刺身。
醤油に滲む脂のさまからもわかるように、成長するほど脂が乗ります。
ただ、中にはブリはモタレる…という人も。

その分、ワカシの脂は程よく、しっかり脂はのっているもののしつこい感じもなく、あっさりとして身の旨味も楽しめます。個人的にはこれくらいの脂ノリも好きだったりします。

そんなワカシのオススメレシピは、刺身と竜田揚げ。
余ったアラは煮付けで美味しくいただけます。

【ワカシ(ブリ)レシピ】昆布締め刺身/レシピ/漬けと竜田揚げ/ブリ(血抜き方法)

ちなみに

刺身は初日に食べきれなかった分を昆布に挟んで昆布締めにしてみました。
翌日はほんのり昆布の旨味が増し、2日目はじっとり昆布の旨味&ねっとり感が増し、3日目にはネッチョリ熟成され噛めば噛むほど旨味がじんわり。
日本酒に合う最高の肴になりました。

足の速い青物の熟成のポイントは水抜き。
捌いて柵にした身に少量の塩を振りキッチンペーパーで包み冷蔵庫へ。
数時間後に水分が抜けたところで、新しいキッチンペーパーで包みなおし更に数時間冷蔵庫へ入れ余計な水分を取り除きます。
ここまで仕込んでから昆布で巻くことで臭みのない熟成刺身が楽しめます。

まとめ

釣って楽しい、食って美味しい青物。

アジ釣りメインの私ですが、たまにはこんな大物も釣れたりするんです。
自然の海はだから楽しい。

ちょっと荷物は増えても、ジグ竿は釣り場に同行させておくのが吉ですね。

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