週末に館山の堤防で釣り上げたマダイと小魚を美味しくいただきたいと思います。
体長は34cmのマダイ。
大きすぎず小さすぎず、家庭で食べるにはちょうど良い大きさです。
刺身も捨て難いところですが、今回は塩焼きでいただいて残った分を鯛飯にしていただくことにします。
そして、一緒に釣ったアジ・メジナ・アイゴも一夜干しにして美味しくいただきます!
食材
塩焼き・鯛飯
- マダイ (34cm)
- メジナ
一夜干し
- アジ
- アイゴ
- イワシ
レシピ
マダイとメジナの塩焼き
- 今回はマダイとメジナを塩焼きにします。
- エラ、内臓を取り除きます。
※「シンクが臭くなる!」と妻に怒られるので、内臓はできるだけ現地で捌いて処分してきます。 - 鱗を取ります。
※鯛の鱗は大きいので剥がしやすいですね。
ただ、私はペットボトルの蓋で取っていますが、時々勢い余って背ビレや胸ビレに指が刺さるとやる気をなくすほど痛いです。 - 水分を抜くために全体に塩をまぶします。
少し振りすぎたので後ほど水分と一緒に軽く拭き取っています…。 - 10分後に出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
- ヒレに多めに塩を振ると、ヒレが開き綺麗に仕上がる…らしいです。
- 焦げ防止のため、尾ビレ胸ビレにアルミホイルをかぶせます。
※オーブンで焼くのであれば焦げの心配はいらないかもしれません。 - 熱が通りやすくするため、腹に×印に切れ込みを入れます。
- クッキングシートの上に鯛を置き、オーブンで余熱あり200℃で20分焼き出来上がり。
マダイの鯛飯
材料
米・・・4合
★だし汁・・・500cc
★酒大さじ・・・4
★醤油・・・大さじ2
昆布・・・1枚
塩焼きの残り身(ほぐし)・・・半身
- 塩焼きで残った身をほぐし小皿に分けておきます。
- 鍋にアラが浸る程度の湯を沸かし入れ、10分ほど煮ます。
その際アクが出たらすくい取ります。
- ザルでアラを漉し、だし汁をとります。
- だし汁と調味料(★)昆布を研いだ米に混ぜ水量を調整したら炊き込み準備完了!
あとは炊飯器にお任せ。
※だし汁をよく染み込ませるために炊き込み前に長めに浸しておくと尚Good。
※炊き込み後に、千切り生姜やさっぱりとした香草(山椒の葉など)を乗せたらさらに風味が引き立ちます。 - 炊き上がったら、先にほぐしておいた塩焼きの身を混ぜれば出来上がり。
今回は塩焼きの塩分が利いているので、薄味派の私は塩を使っていませんが、お好みで塩気の調整をすると尚Goodです。
アジ・アイゴ・イワシの一夜干し
- エラ・内臓を取り除き腹開きにして軽く塩を振り水気を抜きます。(もしくは10%程度の塩水に30分ほど漬ける)
アイゴは特に内臓が臭いいらしいので、現地で取り除いてきた方が良さそうです。その際は匂いが身に移らなくするため内臓を傷つけないように気をつけてください。 - 水分が出てきたらキッチンペーパーでふき取るか、流水でサッと流して水気を拭き取ります。
※私は仕上がりに塩気が欲しい時は前者。その後みりん干しなどをする時は後者。
※真水に長く漬けると身がふやけてしまいますので、サッと。 - ザルや干し網などに入れ、風通しが良い場所に干します。
今日は台風接近による豪雨のため、窓側のプラズマクラスターの上です。
- 途中裏返し両面を軽く乾かします。
- 翌日、程よく表面が乾いていたら完成。
アイゴは毒魚のイメージからは想像できないほど美味しい魚でした。
皆さんが言うほどクセもなく旨味のある身でした。
まとめ
予想せず手に入ったマダイ。
自然の恵みを美味しく享受した幸せな1日でした。
そして鯛はやはり鯛です。
どう調理しても美味いのです。
個人的には、鯛は刺身よりも塩焼きの方がより美味しさを味わえる気がしています。
特に焼いた後の皮(正確には身と皮の間)が美味しいのです。
昼飯に家族でいただきましたが、油断をしたら鯛飯分が残らないほどの人気ぶりでした。
半年前に次女のお食い初め用に買ったマダイと比べても格段に美味しく感じました。
やはり釣った魚をその場で生き締したものは、味も格段に違うのだなあと再確認した食材なのでありました。
また、今回初めて釣ったアイゴ。
関東では一般的に毒魚としてリリースの対象となる魚のようですが、毒のある背尾ビレを処理すれば調理も普通にでき、晩の良いつまみとなりました。
何事も身を持って試してみないとわからないものだと再確認させてもらえた一品でした。
さあ、次はどんな魚を食べられるのでようか、楽しみです。