前回の記事では、SANKA(サンカ)の「VENT sereno」36Lを分解し、アルミマットなどを追加して保冷力アップを狙うDIYを行いました。
今回は、その続きです。
クーラーボックス自体の改造はひとまず完了。さっそく愛艇のプロフィッシュ45に載せてみたところ、今度は荷台との着底相性が気になりました。
そこで、スポンジゴムを使って脚を取り付け、荷台にぴったり収まるように調整してみました。

カヤックの荷台でクーラーボックスがガタつく

改造を終えたクーラーボックスを、プロフィッシュ45の座席後方にある荷台へ載せてみました。
クーラーボックスのサイズは改造前から変わっていないので、もちろん問題なく収まります。
ところが、手で触ってみると少しガタつきがありました。
原因を探ってみると、どうやら荷台の底面にある凸部とクーラーボックスの脚が上手く噛み合わず四隅が安定して接地できていないようです。
氷や海水、釣った魚を入れて重たくなれば、ある程度は安定すると思いますが、それでも、どうせなら気持ちよくフィットさせたい。
普段はどちらかというと大ざっぱな性格なのですが、珍しく几帳面さが出てしまったので、ここはひと手間かけて調整することにしました。
2cm厚のスポンジゴムで脚をつくる

今回使ったのは、WAKIの「NRスポンジゴム」。
サイズは10cm×10cm、厚さは2cm。これをクーラーボックスの脚として利用します。
天然ゴム系の素材で、適度な弾力と反発力があります。クーラーボックスに氷水や魚を入れて重くなっても、ある程度は荷重を受け止めてくれそうです。

作業はシンプルです。
まず、10cm角のスポンジゴムを4等分します。それをクーラーボックスの四隅に、両面テープで貼り付けるだけ。
ただし、そのまま貼り付けるのではなく、少し工夫を加えました。
クーラーボックスの底には、もともと高さ5mmほどの小さな脚が付いています。この部分が干渉しないように、スポンジゴムを既存の脚の形状に合わせてカットしました。
こうすることで、元からある脚をうまく逃がしながら、スポンジゴムを底面に沿わせて取り付けられます。
また、スポンジゴムを広めに接地させることで、両面テープの接着面積も確保できます。脚が剥がれにくくなることにも期待しています。
荷台にフィットするクーラーボックスが完成

脚を取り付けたクーラーボックスを、もう一度カヤックの荷台へ。
2cm厚のスポンジゴムで底上げしたことで、荷台の凸部とも接地しつつ、四隅に踏ん張りを持たせ安定して載せられるようになりました。
小さな改良で、道具が自分のカヤックに合っていくのは気持ちがいいもの。
もちろん、実際の釣行では波や揺れもあるので、これだけで完全に動かなくなるわけではありません。必要に応じて固定方法も含め、実際に使いながら確認していこうと思います。
これで、保冷力アップの改造に続いて、荷台へのフィッティングもひとまず完了。
既製品をそのまま使うのも便利ですが、自分の使い方に合わせて少しずつ手を加えていく。そんな道具いじりも、カヤックフィッシングの楽しみのひとつです。
あとは海の上で使ってみるだけですね。


