冬の堤防で釣れたヘダイやウミタナゴ、サッパにカタクチイワシを持ち帰りお家で美味しくいただきます。
この時期のウミタナゴは小さくても身も太く食べ応え満点。
ヘダイと一緒に煮付けにして美味しくいただきます!
また、サビキを投入すればいくらでも釣れてしまうサッパやカタクチイワシも
酢漬けや唐揚げにして簡単に美味しくいただいてみます!
今回は釣り魚の調理編です。
ヘダイとウミタナゴを煮付け。 生姜と一緒に食べれば美味しく体も温まります!
材料
- ヘダイ、ウミタナゴ…各1尾
- 生姜…1かけ
- 長ねぎ・ゴボウなど…お好みで適量
- ☆醤油…大さじ2
- ☆砂糖…大さじ1
- ☆酒…大さじ6
- ☆水…大さじ6
※照り焼きなど見た目に「照り」を出したいときは、みりん(大さじ2)を追加
作り方
下処理をします。
エラ、内臓、ウロコを取り血合いを綺麗に水で流します。
ちなみに私は、帰宅後に調理しやすいように下処理をしています。
鮮度を保つために生きた魚のエラに傷を入れ、水汲みバケツにしばらく泳がせます。泳ぐたびに血が抜けて自然と弱ったところを氷水の入ったクーラーボックスに入れて締めることで血も抜け身も締まります。
最後にエラと内臓を現地で取り除いてからお持ち帰り。
湯引き
魚の臭いが気になる場合は、沸かした湯で湯引きをして血合いやウロコのぬめりをしっかりと取り除きます。
水気を切る
しっかりと煮付けるためにキッチンペーパーなどで魚の水気を切ります。
「美味しくなるシート」などの調理シートを使うと、しっかりと水分を吸収して美味しい下処理ができます。
煮付け
まずは☆印の調味料と生姜、野菜を鍋に投入して煮立つまで火をかけます。
味の染み込みを良くするために魚の体に切り込みを入れておきます。
煮立ったら弱火〜中火で煮ていきます。
上蓋は、鍋の形に合わせたアルミホイルで。
火加減は、アルミホイルの隙間から泡がプクプクと出るくらい。
10分ほど煮込んで魚を取りお皿に取った後、煮汁を2、3分ほど煮詰めてからお皿の魚に注ぎます。
ひっくり返すと味が染み込みやすいですが、形が崩れるので煮付ける際は片面だけにした方が良いと思います。
はい出来上がり。
簡単に捌いてサッパとカタクチイワシを酢漬け、唐揚げに!
瀬戸内の郷土料理「ままかりの酢漬け」。
たくさん釣れた小魚はサクッと捌いて、酢漬けにして美味しくいただいてしまいましょう。
材料
- サッパ、カタクチイワシ…たくさん
- 塩…適量
- お酢…魚が浸かる程度
- 生姜…1かけ
- 唐辛子…少量
作り方
ウロコを落とします
サッパは細かいウロコがたくさんあるので大変ですが、後々食味を良くするためにきれいに取り除きます。
カタクチイワシは尾から頭に向かって指で撫でれば簡単に取れると思います。
頭と内臓を取り除きます
サッパは、包丁で2カット!頭を落として、腹を落として内臓を洗っておしまし。
イワシは、指でちぎって作業できるので簡単です。
水気を切る
きれいになった魚に塩を振り水気を抜きます。
30分ほど寝かして軽く流水で塩気を取り除いたら、キッチンペーパーで水分を切ります。
酢漬け
タッパーに魚と☆印の材料を一緒に入れて冷蔵庫で寝かせたら完成。
30分後〜数日、お好みの漬かり具合でいただきます。
初めは「やさしいお酢」を使いましたが、私は純米酢のようにしっかりと酸っぱいお酢で漬けた方が好みでした。
残りの小魚は唐揚げに。 ビールのおつまみに最高です!
材料
- サッパ、カタクチイワシ…たくさん
- ☆醤油…大さじ4
- ☆酒…大さじ4
- ☆砂糖…大さじ2
- ☆にんにく…1かけ(すりおろし)
- ☆生姜…1かけ(すりおろし)
- 小麦粉…適量
※カラッと仕上げたい場合は小麦粉の後さらに片栗粉をまぶしてあげると良いみたいですよ。
作り方
今回は酢漬けを作る際に塩で水分を抜いたサッパとカタクチイワシを使います。
強めに塩抜きした魚は水洗いして塩気を取り除いておいた方が、しあがりが塩っぱくなくて良いです。そもそも小さな魚はキッチンペーパーで拭けばある程度水気が取れるので、わざわざ塩で水分を抜かなくても良いかもしれません。
ジップロックなどに☆印の材料と塩抜きした魚を合わせたら30分ほど寝かせます。
味の染み込んだ魚に小麦粉(と片栗粉)をまぶしてカラっと揚げて出来上がり!
まとめ
やはり冬の魚は煮付けが美味しいですね。
今回はヘダイとウミタナゴを煮付けましたが、似たような見た目の魚にも味や身の食感など個性の違いが出るようです。
今回は狙った魚がたくさん釣れたということではないのですが、結果的にいろいろな魚が釣れたおかげで帰宅後も味のバリエーションを楽しむことができ満足のいく釣行となったわけです。
う〜ん、冬の海もいいですね。
次は何を食べられるのでしょうか、楽しみです。