2021年最後の釣行。
そう釣り納めです。
今回もいつもお世話になっている外房の磯におじゃまします。
寒波が到来した真冬の外海ですが、海の中はまだまだ高活性。
試練に耐えたご褒美にマダイとグレのプレゼントをいただきました。
さあ今年最後の釣り、一年を振り返りながらお伝えします。
日程
2021年12月29日(水)中潮
02:00 釣り開始
17:00 釣り終了
真冬の夜釣り開始早々にマダイがヒット!
真夜中から釣りをスタート。
新調したマイルストーンのヘッドライトは光量も十分。
淡いオレンジ色の明かりが夜道を照らし雰囲気も抜群です。
残すところ今年もあと数日。
早いものでもう釣り納めです。
仕事も休みに入り、家の仕事も片付いたので外房の磯に釣りに出かけてまいりました。
ちょうど寒波が到来していたため、今夜の気温は2度。
おまけに風向きは北風ときたものだから、さすがに海沿いでもこれだけ気温が下がると寒い。
みっちり着込んで釣り場に向かうことにします。
今年は沢山の釣果を上げた一方、スマホやヘッドライトを水没させてしまったりと、トラブルも多かった何かと思い入れのある磯。
落下防止のスマホケースを装備し準備は万全です。
本日のコマセはこれ。
いつもと変わらぬ、オキアミ(LL)とアミエビ、それから集魚剤のメガブルーSP。
刺し餌は同じオキアミ(LL)を使っています。
準備が整いコマセカゴを遠投。
釣り初めはコマセを効かせる事と、棚の深さや潮の流れなどを確認する事を目的に早めに仕掛けを回収します。
作業を繰り返す事三度、早々にこの日一番の釣果がやってきました。
ズンズンと頭を振るようなこの引き。
竿を大きくしならせ上がってきたのは35cmほどのきれいなマダイでした。
釣り納めにマダイとはなんともめでたい!
あたりが明るみ始めた頃、漁師さんの漁船が数隻漁港から出航していきました。
船は私の方にどんどん近づいてきて、ウキが光る少し手前で止まりました。
どうやら刺し網漁の仕掛けが設置されていたようで、引き上げ作業を開始しているご様子。
ふう、危ない。ギリギリセーフでしたね。
夜間だとブイを発見できずにキャストしてしまうこともあるので要注意。
外房は漁業が盛んな地域のため、こういった漁師さんたちの仕事風景をよく目にすることがあります。しかも私が釣りをする磯付近も季節によっては地元の漁師さんの漁場であることも多かったりします。
私の場合、釣りは趣味で楽しませていただいている身分ですから、そのあたりはわきまえたいと考えています。
さてすっかり日が昇るとさすがに暖かくなってきました。
風もなく、波も静か。良い釣り納めになりそうです。
ここ外房は字のごとく外海に面した房州の海。
それゆえ天候の影響を素直に受けてしまう立地です。
特に冬場は海が荒れることも多くこんなに凪いでいる日はかなりラッキー。
のんびりと釣りを楽しんでいたところ、変わった色の魚がかかりました。
たぶんアナハゼだと思うのですが、なんというかすごく変わった色。
金色でなんともめでたい!
ぎゃっ、やっぱり口開けると恐〜い。
午後からは強風、それでもグレが釣れたよ
凪の釣りを楽しんでいたのですが、午後になり急に風が強くなってきました。
南風なので暖かいのですが、ちょうど向かい風。
仕掛けも飛ばないし、着水してもすぐ岸に戻ってきてしまうし、かなり釣りはしづらい状況です。
それでも、程良いサイズのプリッとしたグレがヒット。
しっかり肥えていて食べ応え満点。
やっと釣れたともったらクサフグさんでした。
今年もたくさんやってくるのかな。
さあ、波風もかなり強くなってきたので夕マズメを待たずに撤退。
お持ち帰りはマダイとグレ
夜に釣ったマダイを水汲みバケツに入れて海水の中で活かしておきました。
海中から引き上げると、まだビチャビチャとしぶきを上げるほどイキが良い。
私が使っている水汲みバケツはDaiwa製の網蓋付きのタイプ。
21cm×21cm×深さ23cmなので、今夜のまだにはちょっと小さかった様ですが、それでも呼吸はできていたみたいです。
綺麗な魚体ですが、美味しくいただきたいので血抜きと下処理をしておうちにお持ち帰ります。
本日の釣果
- マダイ…1匹
- グレ(メジナ)…1匹
- アナハゼ…1匹
- クサフグ…1匹
マダイとグレだけお持ち帰りしました。
釣りレシピ(料理編)は後日アップします。
マダイは昆布締めで年始のおせち料理に!
まとめ
いやぁ寒かった。
真冬の夜釣り、防寒対策は入念に。
足元は特に足裏やつま先が一番冷えるのでしっかりとした防寒靴を選ぶか、私の様に磯を渡るのであれば長靴の中敷を分厚くしたり超厚手の靴下を履いて挑むことをお勧めします。
また首元や手首、足首を入念に。首と名のつく箇所を温めれば体全体が温まりますよ。
ともあれ、今年も色々なことが起こった海釣り。
一年間無事に終えられたことが何より。
2022年も引き続き楽しい海でありますように。