10月下旬、内房へカヤックフィッシングに出かけました。
狙いはタチウオ。
風は弱めの予報で、のんびり釣りができそうな朝です。
ところが、浜に着いてみると、あちこちに枯れ葉や枝木が散乱。
海の中にも枯れ葉が漂い、いつもの内房とは少し違う景色が広がっていました。
肝心の釣果はというと、ルアーをあれこれ試すも、まさかの完全ボウズ。
魚には出会えませんでしたが、いつもと違う海の様子から、自然の循環について考えることもありました。
今回はそんな秋のカヤック釣行です。
今回の釣行データ
日時:10月下旬(10月26日)大潮
場所:内房
釣行時間:日の出〜9時
天候:曇り、時々小雨
風速:予報2〜3m/s、途中からほぼ無風
気温:約18〜19℃
波高:約0.5m(体感)
海水温:未計測。まだ暖かさが残る
釣果:なし(ボウズ)
枯れ葉だらけの浜。今回は慎重に出艇

10月26日、内房へカヤックフィッシングに出かけました。
風は2〜3m/sの予報でしたが、海に出てみると途中からはほぼ無風。時折、小雨がぱらつくものの、風だけを見れば釣りやすい条件です。
ただ、いつもの内房にしては少し波が高め。うねりが入っているのでしょうか。波打ち際も、いつもより荒れているように感じました。
浜には枯れ葉や枝木があちこちに散乱しています。大雨や台風の影響で、河川から流れ出てきたものなのでしょう。海の中にも枯れ葉が漂っていて、いつもとは少し違う景色です。
前回の外房では、着岸時に沈してしまった苦い記憶があります。
そんなこともあり、波の穏やかな内房といえど今回はいつも以上に慎重に。
万が一のときに備えて、カヤックの固定ホルダーには竿もネットも差し込まずに出艇しました。沈した時に引っ掛かるものは、できるだけ減らしておきたいところです。
ちなみに、前回の沈で曲がってしまったネットの柄は、まだ修理できていません。こちらは近々、なんとか直す予定です。
釣りを始める前から、まずは安全第一。波打ち際の様子を確認しながら、ゆっくり海へ出ることにしました。
タチウオ狙い。ルアーを替えても反応なし

タチウオの釣果も聞くので、期待を込めて朝一はグロー系のワームからスタート。
…するも、なかなか反応はありません。
少しスロー気味にアクションさせていると、あっという間にサバフグにかじられてしまいました。
ワームをあっさり消耗。
さすがかじり職人サバフグの仕事はみごとなものです。
気を取り直して、魚探を見ながらポイントを探っていきます。
時折、魚らしき反応は映るものの、いつもより少なめな感じ。
それでも魚影がちらほら映る場所で、ルアーを通してみます。
メタルジグ、メタルバイブ、ミノーと、いろいろルアーを替えて、アクションも変えてみるが
食わない。
魚探に反応があっても、どうやらこちらのルアーには興味がないようです。
近くでは漁師さんも操業していましたが、仕掛けにかかる魚もそれほど多くなさそうな雰囲気でした。
この日はどうにも魚の気配が薄い。
そして海からの返事は、最後までありませんでした。
釣れないなら、今日はカヤックを漕ぎにきたということで

日の出から9時まで、あれこれ試してみましたが、結局はボウズ。
タチウオどころか、ほかの魚も釣れませんでした。
まあ、そんな日もあります。
釣れないときに、あれこれ考えながら粘るのもいいのですが、反応がないものは仕方ありません。
ここは気持ちを切り替えて、「今日はカヤックを漕ぎにきた」ということにします。
帰りは全力でパドリング。
魚は釣れませんでしたが、腕と肩はしっかり働いて、なかなか良い筋トレになりました。
釣果はゼロでも、運動量はなかなかのものです。
……と、自分なりに納得しながら浜へ戻ることにします。
着岸は無事。でも、枯れ葉のお土産付き

前回の沈を思い出しながら、帰りの着岸も慎重に。
波打ち際の様子を見ながら上陸し、今回は無事に沈を回避できました。
よかった、よかった。
ところが、カヤックを降りたあとに波をかぶり、気づけば枯れ葉まみれに。
カヤックにも、シートにも、足元にも、あちこち枯れ葉が付いています。
釣果はありませんでしたが、枯れ葉のお土産はたっぷり。
なかなか思いどおりにはいきません。
帰宅後は入念に洗艇
次にいつ海へ出られるかわからないので、帰宅後は入念に洗艇しました。
カヤックに付着する塩水はホースのシャワーで簡単に洗い流せますが、枯れ葉や枝木などの有機物は少々厄介。
隙間に入り込んだものが残っていると、時間が経つにつれて臭いがでてくることがあります。
こういう汚れはできるだけ残したくないので、今回はシートやシューズなどの生地製品も念入りに洗いました。
釣りの片付けが終え、ようやく釣行の終しまい。
今回は魚に出会えませんでしたが、いつもと違う海の様子から考えることもありました。
大雨のあとには、こんなにも多くの有機物がたどり着くのか…。
海の中に漂う枯れ葉や枝木。
見た目には少々厄介なものですが、自然の中では、これも大切な循環の一部なのだと思います。
流れ着いた有機物は、微生物などに分解されながら、ゴカイやイソメといった小さな生き物の糧になり、それを食べる魚たちへとつながっていく。
今は少し濁って、枯れ葉が漂う海も、こうした営みの先に生き物の豊かな海が育まれていくのかもしれません。
目の前の景色だけを見れば、きれいとは言いにくい海。
でも、自然の摂理の中で起きていることなら、決して悪いことばかりではないはずです。
今回の釣果はゼロでしたが、この枯れ葉たちが巡り巡って、いつか魚たちの豊かな食卓につながっていく。
そんなことを期待しながら、海をあとにすることにしました。

